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"原作のあるおすすめ映画"2010年初春

2010年1月公開

映画タイトル

"彼岸島"

オフィシャルサイト

公開

2010年1月9日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:キム・テギュン

脚本:大石哲也

キャスト

石黒英雄(宮本明)渡辺大(宮本篤)水川あさみ(青山冷)山本耕史(雅:吸血鬼の首領)弓削智久(斉藤ケン)瀧本美織(ユキ)森脇史登(ポン)足立理(西山)半田昌也(加藤)大村彩子(涼子) 

原作本

「彼岸島」(講談社刊)**30巻が、ドラマCD付き限定版と共に2010年1月6日に発売されています。
**「ヤングマガジン」5・6合併号ではサイドストーリー「彼岸島兄貴編」も掲載! 

著者

松本光司 

映画&原作紹介

 原作は「週刊ヤングマガジン」(講談社)連載のサバイバルなサスペンスホラーコミック。(ハードな場面も多いので、ホラーが苦手な人にはお薦めできません。)舞台となるのは、人をささらい、生き血を吸う村人が住む島“彼岸島”。そこから生きて還ってきた者は誰もいないと言われている島です。主人公“明”の兄も2年前に連れ去られたのですが、身を隠しながら生活し生き延びていました。やがて“明”の元に謎の美女が現れ、行方不明の兄を捜すために仲間たちと共に地図から消された“彼岸島”に足を踏み入れていくことに。次々と殺されていく仲間たち…。やがて絶望恐怖と絶望に覆われた“彼岸島”で生き残りの人間達と出会い、吸血鬼達との壮絶な闘いが始まります…。“雅”という首領の下に集う吸血鬼ウィルスに感染した元人間の“吸血鬼”たち、彼らが一定期間人間の血液を吸わないともっと邪悪な“邪鬼”や“亡者”になってしまう…という、最悪な状況の中で生きるために繰り広げられるサバイバルは、映画化不可能だといわれていたほど。最後に生き残るのはどちらか?!あなたは最後まで観ることができますか?

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映画タイトル

"ブルー・ゴールド 狙われた水の真実"

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公開

2010年1月16日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/製作/撮影/編集:サム・ボッゾ

キャスト

出演:モード・バーロウ、トニー・クラーク 

原作本

「『水』戦争の世紀」(集英社刊:集英社新書) 

著者

モード・バーロウ/トニー・クラーク:著、鈴木主税:訳 

映画&原作紹介

 ブルー・プラネット・プロジェクトの創設者でカナダの最も発言力のある社会活動家であるモード・バーロウ氏と政府の陰に潜む企業の威力を暴露するため”のポラリス研究所の創設者であるトニー・クラーク氏の共著ノンフィクション「『水』戦争の世紀」(集英社刊)を基に、世界各地で急速に進む水ビジネスの現状と、そのことが貧しい人々にどんな影響を与え、貧富の差が生命の危機すらもたらす深刻な問題を招いている実態を明らかにしていくドキュメンタリー映画です。あなたは、共有財産である資源をビジネスにすると、手に入れることのできない人がでてくるという現実に気付いていましたか?…でも、お金をかけないと断たれてしまったり、失われてしまうこともあるはずなので、企業が入ることが全くいけないとも言い切れない…。共に生きている平等意識の難しさを感じさせられます。水はもっともなくては生きていけないもののひとつ、早急な解決が必要です。

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映画タイトル

"アイ・アム I am."

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公開

2010年1月23日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:石侍露堂

脚本:門馬隆司/石侍露堂

キャスト

水川あさみ(ミキ)柏原収史(川尻周:患者)佳村さちか(樋野裕子:看護士)村田雄浩(田辺光一郎:患者)菜葉菜(羽月和:看護士)泉谷しげる(永田浩司:看護士)川上麻衣子(患者)奥村公延(患者)上田耕一 佐野実 広田レオナ(患者の母)長谷川初範(江成一信:病院長)酒井和歌子(江成瑞恵:副院長) 

原作本

「アイ・アム I am.」(祥伝社刊:祥伝社文庫) 

著者

菅浩江 

映画&原作紹介

 物語の主人公は、ホスピス病院で目覚めたら、医療用介護ロボットとなっていた“ミキ”。プログラミングされた高度な知識と技術で、難病の子供や末期癌患者たちを介護すべく活躍を始めていきます。ところが時折甦る奇妙な記憶に揺り動かされ、自分の中に存在する自我に気づき、日々の介護の合い間に自分探しをしていきます。“私は誰?”“人間とは何?”…“ミキ”の自分探しに寄り添ううちに、人間のあるべき姿とは?大切なものは?心とは?…と読む者も共に考えさせられる近未来小説です。今映画で美少女看護士ロボットを演じるのは、凛とした美しさの中にも透明感を感じさせる水川あさみ氏。その誕生の裏に隠された真実と、かすかに残る記憶に伴う人の思いに涙覚悟で観に行ってください!

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映画タイトル

"アンダンテ 稲の旋律"

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公開

2010年1月23日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:金田敬

脚本:山田耕大

キャスト

新妻聖子(薮崎千華)筧利夫(広瀬晋平)秋本奈緒美 宇津宮雅代(千華の母)村野武範 三上真史 紗綾 中条きよし 松方弘樹 

原作本

「稲の旋律」(新日本出版社刊)
**その後を描いた「風車の見える丘」(新日本出版社刊)も発売されています。 

著者

旭爪あかね 

映画&原作紹介

 自らの体験を主人公に投影した旭爪あかね氏による原作は、心のSOSを訴える手紙が入ったペットボトルを、農業に立ち向かう青年“広瀬晋平”が緑の稲田の水路で見つけ出したところから物語は始まります…。
母親の教育方針で音楽の道を歩んでいたものの過酷な競争や人間関係に馴染めず引きこもりとなってしまった“薮崎千華”の心の叫びが独自の哲学を持つ農業家の“晋平”に伝わり、誘われて農業に携わり大地に触れることにより、変わっていく“千華”の心の葛藤と再生の軌跡を往復書簡で描いた話題作で、第35回多喜二・百合子賞受賞作でもあります。
農業と出合うことで生きる希望を見いだしていく主人公を演じるのは、ミュージカル経験も豊富な新妻聖子氏、「転んだときには、起き上がるまで僕がそばで待っていてあげる」と語れる素敵な農業家を演じるのは、筧利夫氏。またしても農業人気がアップしてしまいそうです。

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映画タイトル

"サヨナライツカ"

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公開

2010年1月23日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:イ・ジェハン

脚本:イ・ジェハン/イ・シンホ/イ・マニ

キャスト

中山美穂(真中沓子)西島秀俊(東垣内豊)石田ゆり子(尋末光子)加藤雅也(桜田善次郎)マギー(木下恒久)

原作本

「サヨナライツカ」(世界文化社/幻冬舎:幻冬舎文庫刊) 

著者

辻仁成 

映画&原作紹介

行定勲監督、中山美穂氏と大沢たかお氏の主演で2002年にクランクインの直前に組み直しとなり、イ・ジェハン監督、中山美穂氏と西島秀俊氏の主演より今映画に…。好青年と評される航空会社のバンコク支店に勤務する“東垣内豊”は、結婚式を三ヶ月後に控え、運命の女性“沓子”に出会ってしまったことから、いずれかの終わりを意識した物語は始まります。絶世の美人ではないけれど控え目で妻には申し分のない“光子”と正反対の魅惑的な美女“沓子”に心が揺れ動き、やがて本当に愛すようになり、はじめは下心を持って近づいた“沓子”も愛し、二人の激しく狂おしい日々が始まったものの、最終的には“光子”を選ぶことに…。別れを選択したものの片時もお互いを忘れたことのない二人でしたが、25年後に再会してしまい…。愛していても一緒になることのできない二人の運命は…?!
冒頭の「人間は死ぬとき愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる」という言葉の重さが読む前とは異なり迫ってきます。もしかしたら「私はきっと愛したことを思い出す」と言い切れる人に出会えただけでも幸せなのかもしれませんが…。$あなたはどちらのタイプですか? 

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映画タイトル

"手のひらの幸せ"

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公開

2010年1月23日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:加藤雄大

脚本:桑田健司

キャスト

浅利陽介(龍二:弟)河合龍之介(健一:兄)村田雄浩 生稲晃子 角替和枝 六平直政 永島敏行 仲間由紀恵 西田敏行(祖父) 

原作本

「この手のひらほどの倖せ」(文藝春秋刊) 

著者

布施明 

映画&原作紹介

原作は、歌手の布施明氏が、昭和30〜40年代を舞台に、身寄りを亡くした兄弟の小さな幸せを描いた童話で、歌手40周年記念コンサートで朗読された時には、会場からすすり泣きの声が止まらなかったという感動作です。両親のいない“健一”と“龍二”兄弟は、育ての親である祖父を亡くした後は児童養護施設に。ほどなく“龍二”は養子として引き取られ、父が帰ってくることを信じている“健一”は施設に残り、離れ離れになってしまいます。やがて“健一”は大工になり、“龍二”は養父母の家で幸せに暮らしながら、離れていても絆を保ち続ける二人でしたが、“龍二”の大学入試直前に、“健一”が事故に遭ったという知らせが入り…。
けなげな小さな子どもたちを包み込む山や田んぼに囲まれた風景に郷愁を誘われながらも、かけがいのない命のつながりや人の思いを考えさせられます。
幸せというのは大きさでも長さでもなく、大切にする思いによって育まれていくもののようです…。幸せ育んでいますか? 

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映画タイトル

"ラブリーボーン"

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公開

2010年1月29日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:ピーター・ジャクソン

製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ

脚本:フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/ピーター・ジャクソン

キャスト

シアーシャ・ローナン(スージー・サーモン)マーク・ウォールバーグ(ジャック・サーモン)レイチェル・ワイズ(アビゲイル・サーモン)スーザン・サランドン(リン)スタンリー・トゥッチ(ジョージ・ハーヴェイ)マイケル・インペリオリ(レン・フェナーマン)ローズ・マクアイヴァー(リンジー・サーモン)ジェイク・アベル 

原作本

「ラブリーボーン」(アーティストハウス/ヴィレッジブックス刊)
**ヴィレッジブックス文庫も2009年12月に発売されています。 

著者

アリス・シーボルド:著、片山奈緒美:訳/アーティストハウス、イシイシノブ:訳/ヴィレッジブックス 

映画&原作紹介

 全世界で1000万部以上のベストセラーとなっている原作は、将来を夢見るふつうの14歳だった“スージー・サーモン”が殺されるところから始まります。天国ではどんな願いも叶いますが、大好きな人たちのいる元の世界に戻ることだけはできません。天国から元の世界を覗いてみるとそこには、彼女を失った悲しみから家族がどんどん崩壊していく姿がありました。家族を救いたい!初恋のどきどきを味わいたい!自分を殺した犯人はあいつだと教えたい!
…叶わない願いを抱えながら地上を見守っていた“スージー”にある奇跡が…!!
ショッキングな事件から始まり家族の崩壊と再生、そして“スージー”自身が悲劇を乗り越えていく姿を描き出した、切なさと優しさと逞しさを描き出したサスペンスフルファンタジーは、発売当初から話題となりました。映画化にわたり“ロード・オブ・リング”のピーター・ジャクソン氏がメガホンを取り、スティーブン・スピルバーグ氏が製作指揮を担当することでも話題となっています。14歳の悲劇のヒロインにシアーシャ・ローナン氏、その両親にマーク・ウォールバーグ氏とレイチェル・ワイズ氏。そしてスタンリー・トゥッチ氏が憎々しい犯人を好演しています。

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映画タイトル

"ゴールデンスランバー"

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公開

2010年1月30日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:中村義洋

脚本:中村義洋/林民夫/鈴木謙一

キャスト

堺雅人(青柳雅春)竹内結子(晴子)吉岡秀隆(森田)劇団ひとり(カズ)香川照之(佐々木) 

原作本

「ゴールデンスランバー」(新潮社刊) 

著者

伊坂幸太郎 

映画&原作紹介

 原作は、2008年には山本周五郎賞、「このミステリーがすごい!2008」(宝島社刊)国内編第1位、本屋大賞などの各賞を受賞し、34万部以上を売り上げている作品で、見えない大きな組織に嵌められ、謂われのない殺人罪を着せられた青年“青柳”の逃亡劇がスリリングに描かれています。大学時代の友人に誘われ待ち合わせした日、ちょうど総理大臣が地元・仙台での首相就任パレードが行われたその日を境に、宅配便ドライバー“青柳”はラジコン爆弾により暗殺された首相の殺人犯として無実の罪を着せられた逃亡者となってしまいます。借金から唆され組織の片棒を担いだ友人は家族のために逃亡を諦め“青柳”に詫びて逃がすが彼は何も知らされてなく、仕掛けられた爆弾で死亡してしまう…。容赦なく本気だ。あまりに情報がなく、大きな組織的策略であるために誰を信じていいのかもわからない、孤独な逃亡者“青柳”を助けたのは大学時代の仲間たち。どこまで続くのか、逃亡の先にあるものはなんなのか、一気読み必須な作品だけに、映画のラストも気になります。ちょっと昔の友達に連絡してみたくなってしまう作品でもあります。本当に信じられるいい友達、持っていますか?

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映画タイトル

"ボーイズ・オン・ザ・ラン"

オフィシャルサイト

公開

2010年1月30日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:三浦大輔

キャスト

峯田和伸(田西敏行)黒川芽以(植村ちはる)松田龍平(青山)YOU(しほ)リリー・フランキー(斉田産業社長)小林薫(鈴木さん) 

原作本

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(小学館刊)全10巻 

著者

花沢健吾 

映画&原作紹介

原作は「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載されていた、三十路目前のちょっとシャイな男性達に贈る青春コミック。主人公は妄想でしか恋もできないダメ男“田西敏行”。職場の憧れの後輩“植村ちはる”と一世一代の恋愛チャンス到来?!と思いきや…、そんなに甘くないようです。みじめに落ち込んだり、トホホだったり…、でもそんなリアルな青春が受けて人気の話題作でした。今映画の主題歌も担当している“銀杏BOYZ”の峯田和伸氏が、恋に不器用で情けない“田西敏行”を体当たりで演じています。 

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2010年2月公開

映画タイトル

"50歳の恋愛白書"

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公開

2010年2月5日〜公開

監督/製作スタッフ

監督・脚本・原作:レベッカ・ミラー

製作:ブラッド・ピット

キャスト

ロビン・ライト・ペン(ピッパ・リー)キアヌ・リーヴス(クリス)ジュリアン・ムーア(カット)ウィノナ・ライダー(サンドラ・ダラス)モニカ・ベルッチ(ジジ)ブレイク・ライヴリー(若いころのピッパ・リー)アラン・アーキン(ハーブ・リー) 

原作本

「50歳の恋愛白書」(講談社刊) 

著者

レベッカ・ミラー:著、中野恵津子:訳 

映画&原作紹介

 原作者のレベッカ・ミラー氏が監督・脚本を担当している今作の主人公“ピッパ・リー”は50歳。母親との関係に悩み、人生に迷いながらも自由奔放に過ごし年上の出版社社長と出会い結婚したことで波瀾万丈な時に封印し、双子の男女を育て30年近く完璧な妻を演じてきました。誰もが理想的な妻として彼女を羨むものの、その彼女を取り巻く現実はダメ女の親友、反抗的娘、そして浮気な夫。退屈で息苦しい毎日を感じていきていた彼女がある日出会ったのは、15歳も年下の“クリス”、“ピッパ”は自分が変わってゆくのを感じていきます―。人生の半ばにさしかかり、やり直せる最後のチャンスに大人たちが自問自答するのは、いまある幸せか、その先にある新しい未来か?親友との夫の浮気により“ピッパ”が気づいたのは、本当の自分が求めている生き方を忘れてしまっていたこと…。50代、まだまだであり、もう…でもあるこの年代に今のままでいいの?と、語りかけてくる人生の物語です。やりたいことだけ…とはいかないものの、やりたかったいろいろなことに新たにチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか?生きがいやトキメキはいくつになっても大切です。

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映画タイトル

"食堂かたつむり"

オフィシャルサイト

公開

2010年2月6日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:富永まい

脚本:高井浩子

キャスト

柴咲コウ(倫子)余貴美子(ルリコ:母)ブラザー・トム 田中哲司 志田未来 満島ひかり 桜田通 徳井優 諏訪太朗 佐藤二朗 草村礼子 佐々木麻緒 山崎一 上田耕一 江波杏子 三浦友和 

原作本

「食堂かたつむり」(ポプラ社刊) 

著者

小川糸 

映画&原作紹介

 原作は、26万部発行のベストセラーとなった小川糸氏のデビュー作。同棲していた恋人に何もかもを持ち去られるという、衝撃的な失恋から声を失ってしまった“倫子”は、たったひとつ手元に残った祖母から譲り受けたぬか床と共に山あいの故郷に戻り実家の離れで小さな食堂を始めます。一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になり…。食事をすることの大切さ、幸せをじんわりと感じさせてくれる優しいファンタジックな物語です。頑張るヒロインを演じるのは、柴咲コウ氏。いつもとはちょっと違う柴咲氏に出会えそうです。

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映画タイトル

"パレード"

オフィシャルサイト

公開

2010年2月20日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:行定勲

キャスト

藤原竜也(直輝)香里奈(未来)貫地谷しほり(琴美)林遣都(サトル)小出恵介(良介) 

原作本

「パレード」(幻冬舎刊)**幻冬舎文庫あり。 

著者

吉田修一 

映画&原作紹介

 原作は、2002年に発表された第15回山本周五郎賞受賞作。同年に「パーク・ライフ」で第127回芥川賞も受賞し、作風の全く異なる賞のW受賞でも話題になった作品です。都内の2LDKのマンションで共同生活をする男女4人の若者たち。映画会社に勤める健康オタクの最年長“直輝”、イラストレーターで雑貨屋店員でおかまバーの常連の“未来”、先輩の彼女に恋をしながら告白できず悩む大学3年生“良介”、そして若手人気俳優と熱愛中の無職の“琴美”。それぞれに不安や焦燥感を抱えながら自分の望む“自分”を装い共同生活を送っていました。そこにいつしか新たな同居人の男娼“サトル”が加わり、同じ頃から町では女性を狙った暴行事件が連続発生、表面的に保たれていた4人のバランスが崩れ、穏やかだった生活が歪み、思いもよらない結末を招いていくさまを俯瞰で描いていきます。青春小説という仮面を外すと空恐ろしい世界が展開されていくスリリングな物語でもあります。東京という都会に浸食されていく若者達にとってはまさに恐怖小説。どんな風に演じていくのか興味深い作品です。第60回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門、国際批評連盟賞受賞作。

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2010年3月公開

映画タイトル

"ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ"

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公開

2010年3月6日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:松山博昭

脚本:黒岩勉/岡田道尚

キャスト

戸田恵梨香(神崎直)松田翔太(秋山深一)鈴木浩介(フクナガユウジ)吉瀬美智子(エリー:LGT事務局員)渡辺いっけい(谷村光男:LGT事務局員) 

原作本

「LIAR GAME」(集英社刊)11巻は2月19日発売予定! 

著者

甲斐谷忍 

映画&原作紹介

 原作は「週刊ヤングジャンプ」連載コミック。1億円とエントリー状が突然届き、多額の現金を取り合う謎の“ライアーゲーム”に巻き込まれていく女子大生“神崎直”と天才詐欺師“秋山深一”の映像化は、2007年4月期の連続ドラマから始まり、2009年10月期にシーズン2を迎え、ドラマと同じスタッフで、ドラマ終了と同時に今映画が公開されます。決勝戦“エデンの園”のテーマは“信じあう心”。プレイヤーが互いに信頼し合い、協力することができれば、全員がゲームに勝つことができるというのですが、決勝進出者の中には最強の刺客“プレイヤーX”も姿を潜めています…。巨額のマネーを賭けてて騙し合うライアーゲームの優勝者には誰がなるのか?!ライアーキングを求めるものは誰なのか?!優勝金額50億円を掛けた決勝戦が始まります!戸田恵梨香氏の演じる人を信じやすい泣き虫だった“神埼直”も意思を伝えるための強さを身につけ、松田翔太氏演じる“秋山深一”も人との関わりを大切に思う気持ちが芽生え、人として成長した二人もみどころです。

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映画タイトル

"映画ドラえもん のび太の人魚大海戦"

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公開

2010年3月6日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:楠葉宏三

脚本:真保裕一

キャスト

声の出演:水田わさび(ドラえもん)大原めぐみ(のび太)かかずゆみ(しずかちゃん)木村昴(ジャイアン)関智一(スネ夫)千秋(ドラミ)田中理恵(ソフィア)飯塚雅弓(ハリ坊)山野史人(ブイキン)真矢みき 温水洋一 ケンドーコバヤシ さかなクン(サッカーナ) 

原作本

「映画ストーリードラえもん のび太の人魚大海戦」(小学館刊)まんが版でしか読めないオリジナルエピソードも収録されたコミカライズは、映画公開と同時発売!
**映画公式ガイドブック「映画ドラえ本 30周年記念スペシャル!!!」(小学館刊)も発売されています。 

著者

藤子・F・不二雄:作、岡田康則:漫画 

映画&原作紹介

 2008年公開“ドラえもん のび太と緑の巨人伝”に続く2作目のオリジナル作品となる今映画は、映画30周年記念作品&漫画連載開始40周年そしてテレビアニメ30周年記念というスペシャルな作品。前作に続き真保裕一氏が脚本を担当しています。“ドラえもん”の道具“架空水面シミュレーター・ポンプ”の架空の水で町全体を海底にしダイビングを楽しんでいた“のび太”と“ドラえもん”は、迷い込んできた5000年前に地球にやって来たという人魚族の王女“ソフィア”と出会い、人魚族が持つ伝説の“人魚の剣”を狙う恐ろしい怪魚族との戦いに巻き込まれ…。今回はどんな大活躍をみせてくれるのでしょうか?今回のオリジナルストーリーは、「月刊コロコロコミック」(小学館)2010年2・3月号でも掲載されています。

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映画タイトル

"シャーロック・ホームズ"

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公開

2010年3月12日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:ガイ・リッチー

キャラクター創造:アーサー・コナン・ドイル

原案:ライオネル・ウィグラム/マイケル・ロバート・ジョンソン

脚本:マイケル・ロバート・ジョンソン/アンソニー・ペッカム/サイモン・キンバーグ

キャスト

ロバート・ダウニー・Jr(シャーロック・ホームズ)ジュード・ロウ(ジョン・ワトソン)レイチェル・マクアダムス(アイリーン・アドラー)マーク・ストロング(ブラックウッド卿)エディ・マーサン(レストレード警部) 

原作本

関連書「シャーロック・ホームズ」**東山あかね/小林司/高田寛:共訳による河出書房新社の「シャーロック・ホームズ全集」 

著者

アーサー・コナン・ドイル 

映画&原作紹介

 コナンドイル氏の描き出した名探偵“シャーロックホームズ”が、あの頭脳と同様な格闘能力を身につけ活躍する斬新な本作では、非情な野心と優れた頭脳を持つ“ブラックウッド卿”を相手に、長年の相棒で医者の“ワトソン”と共に事件の核心に迫っていきます。魅惑的で危険な謎の女性“アイリーン”の正体は?古典にインスピレーションを受けたライオネル・ウィグラム氏によるオリジナル・コミックに基づいて描かれたオリジナルな新たな難事件の展開が気になります。

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映画タイトル

"花のあと"

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公開

2010年3月13日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:中西健二

脚本:長谷川康夫/飯田健三郎

キャスト

北川景子(寺井以登)宮尾俊太郎(孫四郎)國村隼(寺井甚左衛門)市川亀治郎(藤井勘解由) 

原作本

「花のあと」(青樹社/文藝春秋:文春文庫刊) 

著者

藤沢周平 

映画&原作紹介

原作は、藤沢周平氏の郷里・山形県鶴岡をモデルに創作した海坂藩を舞台にした短編を集めた作品集「海坂藩大全」の中の1編で、祖母の“以登”が若き日の思い出を語る物語。女性でありながら、父から剣術の手ほどきを受け女性でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ“以登”は、一度だけ竹刀を交えた“江口孫四郎”に一瞬にしてはかない恋心を抱きますが、許嫁のいる“以登”には伝えることもできません。やがて“孫四郎”が良からぬ噂のある許嫁“加世”のことから罠にかかり自害に追い込まれたことを知り、“以登”は女剣士として卑劣な相手を討ち果たしに向かいます…。女剣士という凛とした女性“以登”を演じるのは、時代劇初挑戦となる北川景子氏。“以登”がほのかな恋心を抱く“孫四郎”には、熊川哲也氏率いるKバレエカンパニー所属の宮尾俊太郎氏。“以登”の許婚“片桐才助”には甲本雅裕氏、“以登”の父“寺井甚左衛門”には國村隼氏、そして“孫四郎”を罠に陥れる藩の重鎮“藤井勘解由”を市川亀治郎氏が扮します。これまでの藤沢作品では、“たそがれ清兵衛”では宮沢りえ氏が、“隠し剣 鬼の爪”では松たか子氏が主人公が恋に落ちるヒロインを、“武士の一分”では檀れい氏が盲目の主人公を支える妻の役を演じています。北川氏が今回の一味違う女剣士をどんな風に演じてくれるのかも楽しみです。 

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映画タイトル

"東のエデン 劇場版U Paradise Lost"

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公開

2010年3月13日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/原作/脚本:神山健治

キャラクター原案:羽海野チカ

キャスト

木村良平(滝沢朗)早見沙織(森美咲)江口拓也(大杉智)川原元幸(平澤一臣)齋藤彩夏(みっちょん)斉藤貴美子(おネエ)田谷隼(春日晴男)松谷彼哉(朝子)岩尾万太郎(良介)白熊寛嗣(近藤勇誠)小川真司(火浦元)五十嵐麗(白鳥・D・黒羽)宮内敦士(物部大樹)檜山修之(板津豊)森田成一(結城亮)遊佐浩二(辻仁太郎) 

原作本

関連書:「小説 東のエデン」(メディアファクトリー刊)
**TVアニメ映像を漫画に置き換えたフィルムコミックス「東のエデン」(扶桑社刊)も発売されています。 

著者

神山健治 

映画&原作紹介

 2009年4月〜6月(フジテレビ系)にオリジナルテレビアニメとして放送され第14回アニメーション神戸賞の作品賞・テレビ部門を受賞したテレビアニメの結末として描かれた前篇の劇場版Tが公開されたのは、2009年11月。ニューヨークで“咲”と再会し、再び日本に戻ってきた“滝沢”が“東のエデン”メンバーたちと繰り広げる日本を救う最後の戦いが始まります!あらゆる願いを叶えてくれるノブレス携帯に入金された100億円と拳銃、そしてなぜか裸の記憶喪失の青年“滝沢朗”と卒業旅行の大学生“咲”の出会いから始まった、いくつもの謎がついに解き明かされていきます。

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映画タイトル

"スイートリトルライズ"

オフィシャルサイト

公開

2010年3月13日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:矢崎仁司

脚本:狗飼恭子

キャスト

中谷美紀(岩本瑠璃子)大森南朋(岩本聡)池脇千鶴(三浦しほ)小林十市(津川春夫)大島優子(岩本文)安藤サクラ(美也子)黒川芽以(藤井登美子)風見章子(君枝) 

原作本

「スイートリトルライズ」(幻冬舎刊)**幻冬舎文庫発売されています。 

著者

江國香織 

映画&原作紹介

原作は江國香織氏の同名小説。テディベア作家の妻“瑠璃子”とIT企業に勤める2歳年下の夫“総”。静かに繰り返される日常に何の不満もない…でも忍び寄る孤独感は癒されない…。求めすぎると、期待し過ぎると訪れてしまうそんな孤独が、二人の平穏を脅かす行動へと誘い…同時に別の人を恋することに。日常ではない恋は新鮮、本当はその後には同じような孤独感が待っているとしても、人は気がつかない…。一緒に眠り一緒に起き、どこかにでかけてもまた一緒に帰る家が存在することの安心感。その大切なものを守るためにの嘘は、相手にとっての甘い嘘なのでしょうか?自分の心への偽りなのでしょうか?痛いほどの透明感と孤独…何かの予感と日常へのこだわり、そしてアンバランスな不安感…江國ワールド全開の作品を中谷氏と大森氏がどう演じてくれるのか、興味津々です。物語の結末をどう感じるのかは、読む者しだい…、あなたはどう締めくくりますか? 

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映画タイトル

"時をかける少女"

オフィシャルサイト

公開

2010年3月13日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:谷口正晃

脚本:菅野友恵

キャスト

仲里依紗(芳山あかり)中尾明慶(溝呂木涼太)安田成美(芳山和子)勝村政信(浅倉吾朗)石丸幹二(深町一夫)青木崇高(ゴテツ:長谷川政道)石橋杏奈(芳山和子:1974年)千代将太(浅倉吾朗:1974年)柄本時生(元宮悟)キタキマユ(市瀬)松下優也(門井徹) 

原作本

「時をかける少女」(角川書店刊:角川文庫)
**ツガノガク氏画によるコミック「時をかける少女」(角川書店刊)も発売されています。

著者

筒井康隆 

映画&原作紹介

 今まで何度も映像化・映画化されてきた筒井康隆氏原作のSF短編小説「時をかける少女」を新たな視点で映画化した青春ファンタジー作品。2006年のアニメ版でもヒロインの声を担当した仲里依紗氏が演じるのは、高校3年生の“芳山あかり”。母が薬学者として務める大学に無事合格し、あとは卒業を待つだけという時に、母が交通事故に遭い昏睡状態に。一時的に意識を取り戻した母“和子”は「深町一夫に会わなくては…」とうわ言を繰り返し再び昏睡。“あかり”は、母の願いを叶えるために彼女が開発した薬を使って1972年4月にタイム・リープするするのですが、彼女が到着したのは1974年2月。仕方なく、偶然出会った映画監督志望の大学生“涼太”に手伝ってもらいながら“深町一夫”探しを始めるのですが…。少女の初めての切ない思いを描き出していきます。現実の4月からの出会いにも期待が膨らんでしまいそうな作品です。

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映画タイトル

"ダレン・シャン"

オフィシャルサイト

公開

2010年3月19日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:ポール・ワイツ

脚本:ポール・ワイツ/ブライアン・ヘルゲランド

キャスト

クリス・マッソーグリア(ダレン・シャン)ジョシュ・ハッチャーソン(スティーブ)ジョン・C・ライリー(ラーテン・クレプスリー)渡辺謙(ミスタートール)パトリック・フュジット(エブラ)ジェシカ・カールソン(レベッカ)レイ・スティーブンソン(マーロック)サルマ・ハエック(マダム・トラスカ)ウィレム・デフォー(ガブナー・パール) 

原作本

「ダレン・シャン」(小学館刊)ハードカバー:全12巻+外伝、小学館ファンタジー文庫:全12巻+ファンブック
**新井隆広氏画によるコミックも全12巻。 

著者

ダレン・シャン 

映画&原作紹介

 両親と妹と共に暮らす少年“ダレン・シャン”は、元気な普通の少年でした…奇怪なサーカスへの招待状を手にするまでは!毒蜘蛛に噛まれた親友“スティーブ”の命を助けるためにバンパイアと契約を交わしヴァンパイアの血を受け入れたことから、半ヴァンパイアとなり今までの生活と決別していきます…。バンパイアの師匠“クレプスリー”と旅を続けるうちにバンパイアの本当の姿を知り始め、闇の世界でも信頼や友情も育くみますが、仲間の裏切りや自らの存亡をかけた戦い、そして明かされていく驚愕の事実…と、次々に過酷な運命が“ダレン”に押し寄せます。サーカス一座でのヴァンパイア修行、ヴァンパイア対ヴァンパニーズの因縁の抗争、そして親友“スティーブ”との宿命の対決と、手に汗握る展開は児童文学の域を超えたダークファンタジーが展開されていきます。実写の難しさは、先に作り上げてしまったイメージと合うのか否か…例えば“クレプスリー”はスマートで紳士な中に野生を感じさせるバンパイアとしてイメージしていたのですが、実写のジョン・C・ライリー氏はやや逞しい感じですし、“ダレン・シャン”はもっとふつうの少年をイメージしていました。実際に演じられるとまた異なるイメージになるとは思うのですが…。不気味な世界でありながらもそこで懸命に生きる少年“ダレン”への共感が見どころ、思いもよらない迫力のある展開がどう映像化されるのかも楽しみです。

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映画タイトル

"誰かが私にキスをした"

オフィシャルサイト

公開

2010年3月27日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:ハンス・カノーザ

原作/脚本:ガブリエル・ゼヴィン

キャスト

堀北真希(ナオミ)松山ケンイチ(ユウジ)手越祐也(ミライ)アントン・イェルティン(エース) 

原作本

「誰かが私にキスをした」(集英社刊:集英社文庫) 

著者

ガブリエル・ゼヴィン:著、松井里弥:訳 

映画&原作紹介

 物語は、高校生の“ナオミ”が校舎の階段から落ちたことから始まります。救急車で運ばれた“ナオミ”は軽度の頭部外傷と逆行性健忘症と診断され、過去4年間分の記憶を失ってしまいます。最新の記憶は、病院まで付き添ってくれたクールな“ユウジ”という少年との会話のみ。どうもアメリカ人のイケメンの彼氏がいたらしいのだが、“ユウジ”からの告白じみた言葉も印象的で忘れ難く…。すべての風景が初めてとなってしまった“ナオミ”は、見覚えのない教師や友達に戸惑うばかり。そして、助けてくれた転校生、彼氏、親友…自分が本当に恋をしていたのは誰なのか、迷ってしまいます。17歳にして突然記憶をなくし、本当の恋に目覚めてしまったとしたら、過去の思いはどこへ行ってしまうのか?私は誰なのか?17歳の少女の心は、複雑な四角関係に揺れ動き、それぞれの思いが交差し、切ないエピソードの連鎖を生んでいきます…。やがて記憶を取り戻し、本当に愛しているものを探していく“ナオミ”の運命の結末は…。アメリカのハイスクールが舞台となっていた原作を、文化の違いによるぶつかり合いが絡んだ方が面白くなるという監督の提案で日本の映画会社に企画が持ち込まれ、日本のインターナショナルスクールが舞台に。4割ほどの英語による会話も新鮮な、ピュアな青春ラブストーリーになっています。公開はちょうど春休み、カップルになりたての爽やかな二人や恋にあこがれる女の子達に、ぜひ観て欲しい爽やかな作品です。

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