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"原作のあるおすすめ映画"2007年夏

2007年7月公開

映画タイトル

"腑抜けども、悲しみの愛を見せろ"

オフィシャルサイト

公開

2007年7月7日公開

監督/製作スタッフ

監督:吉田大八

キャスト

佐藤江梨子(和合澄伽)佐津川愛美(和合清深:妹)永瀬正敏(和合宍道:兄)永作博美(和合待子:兄嫁)

原作本

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(講談社刊)*講談社文庫

著者

本谷有希子

映画&原作紹介

 原作は、著者の本谷有希子氏が主宰する“劇団、本谷有希子”で第1回公演の演目だった戯曲を大幅に改稿した小説で、三島由紀夫賞の最終候補作にもなった話題作。主人公は自らを特別であると思い込み、女優になると信じて止まない自意識過剰な“澄伽”。やや複雑な家庭事情を差し引いても・・・嫌なタイプの典型的勘違い女性。女優になるためならば方法は厭わないハチャメチャな姉を見ていて湧き上がる思いを創作に向けてしまった妹“清深”の行動が家族を更に狂わせていきます。幸せな家庭を望む兄“宍道”はその間で苦しみ、消えない傷も負ってしまったものの、“澄伽”の上京で事なきを得た…はずだったのですが。父母の突然の死が事態が一変していきます。葬儀の為に“澄伽”が帰省し再び顔を合わせることになる兄妹と兄嫁“待子”・・・。揃うとなぜか加速度的に不幸を呼び寄せてしまうこの4人の行く手には・・・。映画でこの毒気が強く不満を弱いものへの暴力で訴える主演の悪女を演じるのは、佐藤江梨子氏。あまりはまりすぎても問題な役だと思っていたところ、カンヌ映画祭と並行して行われる新人監督の登竜門的存在の批評家週間に世界の長編映画から選出された7本のうちの1作として選ばれる栄誉。吉田監督と共に渡仏予定とのこと。本人達も驚きの様子です。

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映画タイトル

"劇場版 西遊記"

オフィシャルサイト

公開

2007年7月14日公開

監督/製作スタッフ

監督: 澤田鎌作

脚本: 坂元裕二

キャスト

香取慎吾(孫悟空) 深津絵里(三蔵法師) 
内村光良(沙悟浄) 伊藤淳史(猪八戒)
鹿賀丈史  岸谷五朗ほか

原作本

「孫悟空」または「西遊記」

著者

呉承恩
*異説もあり

映画&原作紹介

 原作となる「 西遊記 」は、中国で16世紀の明の時代に大成した伝奇小説。御伽草子的な存在のため、物語は有名ですが、詳細に異なる部分もあります。日本でも絵本から小説まで幅広く刊行されています。
今映画は、 2006年1〜3月にフジテレビ系連続ドラマとして放送されたスタッフ&キャストによる劇場版。連続ドラマのロケはオーストラリアがメインだったが、今作ではドラマではかなわなかった本場・中国でのロケを刊行しています。

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映画タイトル

"劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール
  ディアルガVSパルキアVSダークライ"

オフィシャルサイト

公開

2007年7月14日公開

監督/製作スタッフ

監督:湯山邦彦

アニメーション監修:小田部羊一

脚本:園田英樹

キャスト

声の出演:松本梨香(サトシ)大谷育江(ピカチュウ/マネネ)豊口めぐみ(ヒカリ)
うえだゆうじ(タケシ/ソーナンス)林原めぐみ(ムサシ)三木眞一郎(コジロウ)
犬山イヌコ(ニャース)石坂浩二(特別出演)山本耕史(トニオ:特別出演)
加藤ローサ(アリス:特別出演)山寺宏一(アルベルト男爵:特別出演)
秋山竜次(ダイ:特別出演)山本博(カツミ:特別出演)馬場裕之(ドダイトス:特別出演)
中川翔子(マキ:特別出演)

原作本

「ポケットモンスター」シリーズ(小学館刊)

映画&原作紹介

 ポケモン映画10周年記念大作として公開される今作で初登場の“ダークライ”の声を担当するのは、石坂浩二氏。ヒカリが新人ポケモントレーナーとして“ポッチャマ”と共に活躍することになる“ポケットモンスター ダイヤモンド&パール”としても劇場版アニメとしては初登場。10周年を記念して、前項先着420万人に“ポケモンカードゲームDPダークライ”のカードの入場者プレゼントや劇場でワイヤレス通信でニンテンドーのゲームソフトにDSカード1枚につき1匹“ダークライ”をもらえるプレゼントや特別前売り券の購入で更にスペシャルな“デオキンス”(DSカードに引換券1枚につき1匹)を受け取ることのできるプレゼントなどが開催されるのでこちらも要チェック!今回の物語で“サトシ”たちが幻のポケモン“ダークライ”にはじめて遭遇したのは、ポケモンコンテストに参加するために訪れた“アラモスタウン”で出逢った“アリス”に案内してもらった“時空の塔”のある庭園。“ダークライ”はダークホールという技で、町の人々やポケモンたちを次々と眠らせてしまいます・・・。町の名士アルベルト男爵は“ダークライ”捕獲の討伐隊を結成しますが、逆に町を大混乱させてしまいます。一方“アリス”の幼馴染の科学者“トニオ”は、町の空間の異常現象に気づき、自分の曽祖父であり“時空の塔”を設計した天才建築家“ゴーディ”の日記の重大な予言「時と空がとけあうとき、大いなるいかりが世界を包む。果てしなく続く神々の戦い…残された希望は‘オラシオン’に…。」を発見。不気味な霧がアラモスタウン全体を包み、町から外へ誰も出ることができなくなり、“トニオ”のデータ分析で庭園が荒らされていたのは“ディアルガ”との激しい戦いで傷ついた“パルキア”が町に逃げ込んだのだということまではわかります。ところが“パルキア”の存在に気づいた“ダークライ”が攻撃をしかけ、凄まじいバトルに。更に“パルキア”を追い異次元空間から“ディアルガ”が現れ・・・。予言どおり“神と呼ばれし二体のポケモンとダークライが出会った時、時空をゆるがす史上最強の戦いが始まる”。崩壊寸前の町の危機を“サトシ”たちは救うことができるのでしょうか?!“ダークライ”は、敵なのか?味方なのか?“オラシオン”とはいったい何なのか?!答えは、“サトシ”たちと一緒に劇場で・・・!!

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映画タイトル

"それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン
 それいけ!アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ"

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公開

2007年7月14日公開

監督/製作スタッフ

監督:矢野博之

脚本:金春智子

キャスト

声の出演:戸田恵子(アンパンマン)中尾隆聖(ばいきんまん)水野真紀(プルン)榎本加奈子(ホラコ)

原作本

「アンパンマンとホラ・ホラコ」(フレーベル館刊)

著者

やなせたかし

映画&原作紹介

 19作目となる今作のヒロインは、シャボン玉城に住むシャボン玉の“プルン”。街の広場で素敵なシャボン玉ショーを開いている“シャボン玉姫”と5人の“シャボン玉ガールズ”のひとりが“プルン”ですが、小さなシャボン玉しか吹けない自分が悲しくて元気がありません・・・。そんな時我儘な“ドキンちゃん”たちが“シャボン玉姫”の大事な笛を奪おうとシャボン玉城にやって来て、“プルン”は“ばいきんまん”に遠くへ飛ばされ、深い森の谷底に落ちてしまいます。“アンパンマン”たちに助けられ、やっとシャボン玉城に戻ってみると、お城は“ばいきんまん”が発明した気味の悪いシャボン玉に支配されていました。汚れた世界からみんなを救えるのは“プルン”のシャボン玉だけです。“アンパンマン”たちに励まされ“プルン”はシャボンを吹くことができるのでしょうか・・・?!水野真紀氏が、“プルン”の声をいきいきと演じます。
  併映の“ホラーマンとホラ・ホラコ”では、ほら貝型のUFOから現われ、ゆかいなホラ話でみんなを振り回すシリーズ初登場のキャラクター“ホラコちゃん”の声を、声優初挑戦の榎本加奈子氏が担当。“ホラーマン”そっくりな“ホラコちゃん”はほんとうに“ホラーマン”の娘なのでしょうか?!家族みんなで楽しめる作品です。みんなで観にいきましょう!

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映画タイトル

"私たちの幸せな時間"

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公開

2007年7月14日公開

監督/製作スタッフ

監督:ソン・ヘソン

脚本:ジャン・ミンソク

キャスト

カン・ドンウォン(ユンス)イ・ナヨン(ユジョン)カン・シニル ユン・ヨジョン キム・ジヨン

原作本

私たちの幸せな時間」(新潮社刊)*5月31日発売!

著者

孔枝泳(コン・ジヨン),蓮池薫:訳

映画&原作紹介

 原作は、韓国の代表的女性作家コン・ジヨン氏の小説。主人公の男“ユンス”は3人を殺した死刑囚“3987”、女“ユジョン”は3回自殺未遂をした元歌手の大学教授。愛してくれるはずの親からの拒絶と否定いう哀しい過去から人生に絶望し孤独を抱え、死から逃れられなかった二人が出会ったのは、修道女の叔母のライフワークである囚人訪問に“ユジョン”が同行したことから。毎週木曜の10時から13時までの面会時間に向き合うこととなった二人は、やがて引かれ合うことになっていきます……。単なる恋愛小説というにはあまりに重いテーマの今作では、罪と許しという宗教的問題と死刑という制度に対する異議申し立てを明確に突きつけられます。“幸せ”とは何なのか?己のできることをきちんと行っていると言えるのか?日々の在り方から問われる、深い作品です。訳者は、拉致被害者である蓮池薫氏、哀しみとその中にも幸せを見つけたその人だけに、作品に共感できるものは多かったのではないでしょうか?素直に読むことのできる翻訳となっているように思われます。原作は韓国でも既にベストセラーとなり、映画も記録的な興行成績を上げたそうですが・・・日本ではどう観られるのでしょうか?宗教という観念が薄められて観られてしまうのは土壌が異なるので違うとしても、悲恋物語だけではなく、その裏に作者が込めた生と死に関するメッセージはしっかりと受け止めて感じたいものです。

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映画タイトル

"ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団"

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公開

2007年7月20日公開

監督/製作スタッフ

監督:デヴィッド・イェーツ

製作:デヴィッド・ハイマン

脚本:マイケル・ゴールデンバーグ

撮影:スワヴォミール・イジャック

楽:ニコラス・フーパー

キャスト

ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)
エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)
ヘレナ・ボナム=カーター(ベラトリックス・レストレンジ:闇の魔法使い)
ロビー・コルトレーン(ルビウス・ハグリッド:教師)レイフ・ファインズ(ヴォルデモート:宿敵)
マイケル・ガンボン(アルバス・ダンブルドア校長)ロバート・ハーディ(コーネリウス・ファッジ:魔法省)
イメルダ・スタウントン(ドローレス・アンブリッジ:教師)
ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック:不死鳥の騎士団)
デヴィッド・シューリス(リーマス・ルービン:不死鳥の騎士団)
アラン・リックマン(セブルス・スネイプ:教師)イヴァンナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド:ダンブルドア軍団)
リチャード・グリフィス(バーノン叔父さん)ジェイソン・アイザックス(ルシウス・マルフォイ:闇の魔法使い)
フィオナ・ショウ(ベチュニア叔母さん)マギー・スミス(マクゴナガル:教師)
エマ・トンプソン(シビル・トレローニー:教師)ほか

原作本

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(静山社刊)*上下巻セット

著者

J・K・ローリング,松岡佑子

映画&原作紹介

 原作は、ファンタジーの世界を児童書から独立させた「ハリー・ポッター」シリーズの第5巻。ホグワーツ魔法魔術学校の5年生となった“ハリー”は、史上最悪の魔法使い“ヴォルデモート”の復活を魔法界に知らせようと大奮闘。ところが体裁にこだわり真実を受け入れない魔法省により信じてくれたのは、数人の支持者と秘密同盟“不死鳥の騎士団”だけ。更には魔法省からお目付け役として闇の魔術の防衛術の教師“ドロレス・アンブリッジ”が派遣され・・・。“ヴォルデモート”の謀略を阻止することはできるのでしょうか?“ハリー”の痛む額の傷が告げるものは?そして“ハリー”の初恋の相手は?今作の監督は英国テレビ界出身で長編映画初監督となるデビッド・イェーツ氏。脚本も映画“コンタクト”などのマイケル・ゴールデンバーグ氏が担当。今作初登場の“ハリー”の少ない支持者“ルーナ・ラブグッド”では15,000人の中から選ばれた14歳のフレッシュな新人イヴァナ・リンチ氏がデビューしています。

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映画タイトル

"ピアノの森"

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公開

2007年7月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:小島正幸

脚本:蓬莱竜太

アニメーション制作:マッドハウス

音楽:篠原敬介

ピアノ演奏:ウラディーミル・アシュケナージ

キャスト

声の出演:上戸彩(一ノ瀬海)神木隆之介(雨宮修平)池脇千鶴 福田麻由子 宮迫博之 田中敦子ほか

原作本

ピアノの森」(講談社刊)**14巻は6月22日発売!
オリジナル絵本「ぴあののもり」付き14巻限定版も同日発売されています!

著者

一色まこと

映画&原作紹介

 原作は、1998年から「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)で連載、連載誌の休刊による休載等を挟んだ後、現在は「週刊モーニング」(講談社)で連載中のピアノを巡るクラシックコミック。コミックスは累計350万部を突破する超人気作です。主人公は、生まれも性格も正反対の二人の少年、自由奔放で天才的な音楽の才能を持つ“一ノ瀬海”と日々努力を積み重ねピアニストを目指す秀才“雨宮修平”。“森のピアノ”を通じて二人が出会い、共にライバルとしてピアニストを目指しながらも育まれる熱い友情と、ピアノを巡るドラマチックなストーリーは現在も進展中です。今回のアニメ化では、2004年からNHK交響楽団の音楽監督を務める、世界的ピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージ氏が参加、アシュケナージ氏本人が主要なピアノシーンで演奏するなど、音楽面でも世界レベルのクオリティで製作されています。原作が人気になった際から、音楽付にして欲しいと望まれてきただけに、まさに理想的な展開と言えます。声は・・・上戸彩氏と神木隆之介氏が担当。最新コミックスでは、出会いの小学5年生から5年の月日が流れ、青年に成長しショパン大会を目指しているところ・・・どこまでアニメ化されるのか、続編も登場するのかも気になるところです。

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映画タイトル

"天然コケッコー"

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公開

2007年7月28日公開

監督/製作スタッフ

監督:山下敦弘

脚本:渡辺あや

キャスト

夏帆(右田そよ)岡田将生(大沢広海)夏川結衣(右田以東子)
佐藤浩市(そよの父)柳英里沙(田浦伊吹)藤村聖子(山辺篤子)ほか

原作本

「天然コケッコー」(集英社刊)*全14巻文庫版全9巻
**集英社文庫フェア“ナツイチ”の1冊として、下川香苗氏による(原作:くらもちふさこ)ノベライズ「天然コケッコー」もコバルト文庫から発売中!

著者

くらもちふさこ

映画&原作紹介

 コミック誌「コーラス」(集英社)に1994年から2000年に掲載の読みきり連作短編集。第20回講談社漫画賞受賞作。美人であることに自覚のない天真爛漫な女の子とクールで都会風なおしゃれな男の子とのアンバランスな恋を描いた学園コミックの先駆け的存在であるくらもち氏が少女コミック誌「別冊マーガレット」(集英社)から読者の対象年齢がやや高い「コーラス」に発表の場を移して初めての連載作品。東京からの転校生“大沢くん”との恋愛を中心に島根の小さな村に住む主人公“そよ”の成長を描いたコミック。時間さえもゆっくり流れる6人の生徒しかいない田舎の分校での生活を中心に繰り広げられる恋愛にも、波風は立ちますが、お互いをゆっくりしっかり見つめる時間が存在するだけに、純粋な思いだけがのこり、初恋にドキドキしたあの懐かしさを思い出させられ、癒されます。恋とはこうあるべきもの!少女コミック誌の王道がここには存在します。イジメや虐待等が描かれるリアルな作品だけではなく、たまには今作のようなほのぼのできる優しい気持ちになれる作品もお薦めです。コミックから抜け出たような“そよ”役の夏帆氏と“大沢くん”役の岡田将生氏の映画を堪能した後には、ぜひ原作も読んでみてください!

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映画タイトル

"河童のクゥと夏休み"

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公開

2007年7月28日公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:原恵一

アニメーション制作:シンエイ動画

キャラクターデザイン/作画監督:末吉裕一郎

キャスト

声の出演:冨澤風斗(クゥ)横川貴大(上原康一)松元環季(康一の妹:上原瞳)
田中直樹(康一達の父:上原保雄/ココリコ)西田尚美(康一達の母:上原友佳里)
なぎら健壱(クゥの父親)ゴリ(樹の妖怪:キジムナー/ガレッジセール)

原作本

「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」(共に旺文社刊)
**同じ作者コンビでもう1冊「クゥとてんぐとかっぱ大王」(旺文社刊)も刊行されています。
**6月5日には岩崎書店から「河童のクゥと夏休み」のタイトルで「河童大さわぎ」「河童びっくり旅」が収録された単行本が発売されました!

著者

小暮正夫:作,渡辺有一:絵 **「河童のクゥと夏休み」は、こぐれけんじろう:絵

映画&原作紹介

 文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞を受賞した「クレヨンしんちゃん」の映画“嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦”等を監督した原恵一氏が、小暮正夫氏の創作児童文学の「河童のクゥ」シリーズをベースに、自ら企画・脚本・監督を担当し5年という月日をかけ完成させた作品です。小学4年生の“康一”は化石採集に行って、ふしぎな石を見つけ、その石を割って水をかけたところ、なんと河童の子どもに…。江戸時代から現代に甦った河童の“クゥ”と“康一”の友情と冒険の物語が始まります。“クゥ”と名付けられた河童の子どもは、人の言葉を話し、何百年もの間、地中に閉じ込められていたことがわかります。最初は驚いた家族も“クゥ”を受け入れ、まわりには秘密にしようと決めたのですが、“クゥ”が仲間のところに帰ると言い出し…。映画は原作とは異なり、“クゥ”と“康一”の別れと“康一”の成長も描いているため、“クゥ”の存在がマスコミに知られてしまった後には、哀しい事件が続きます…。やはり現代では河童と人間の共存はできないのでしょうか?大切なものを思い出させてくれる、家族それぞれの年代ごとに楽しめる作品です。

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映画タイトル

"夕凪の街 桜の国"

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公開

2007年7月28日公開

監督/製作スタッフ

監督:佐々部清

脚本:佐々部清/国井桂

キャスト

田中麗奈(石川七波:旭の娘)麻生久美子(平野皆実)藤村志保(平野フジミ:皆実の母)
堺正章(石川旭:皆実の弟)吉沢悠(打越:皆実の同僚)中越典子(利根東子:七波の親友)
伊崎充則(石川旭:若い時)金井勇太(石川凪生:七波の弟)田山涼成(打越:その後)
粟田麗(石川京花:旧姓・太田・七波と凪生の母)

原作本

夕凪の街 桜の国」(双葉社刊)

著者

こうの史代

映画&原作紹介

 原作は、昭和30年(1955年)の広島市にあった"夕凪の街"を舞台に被爆しながらも生き延びた女性の10年後の心の移ろう姿を描いた「夕凪の街」と被爆二世の女性を昭和62年(1987年)と平成16年(2004年)の2部構成で描いた「桜の国」により描き出された被爆三世代に渡る家族の物語。描写により悲惨さを描き出すのではなく、前向きに逞しく生きた人々を描くことにより、後々まで続く原爆の後遺症の恐ろしさと哀しさを描きだし、第8回メディア芸術祭マンガ部門大賞と第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しています。映画では、広島で被爆した“皆美”と現代に生きる“七波”が自分のルーツに思いをよせる構成。市井の人々にとって、戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのかを問う作品に仕上げています。

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2007年8月公開

映画タイトル

"怪談"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月4日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:中田秀夫

プロデューサー:一瀬隆重

製作総指揮:迫本淳一

脚本:奥寺佐渡子

キャスト

尾上菊之助(新吉)黒木瞳(豊志賀)井上真央 麻生久美子 木村多江 瀬戸朝香 
津川雅彦 榎木孝明 六平直政 光石研 清水ゆみ 広田レオナ 西野妙子 
柳ユーレイ 村上ショージ 一龍斎貞水

原作本

「真景累ケ淵」(講談社/岩波書店刊)*岩波文庫あり!

著者

三遊亭円朝

映画&原作紹介

 原作は、明治期の落語家・三遊亭円朝氏の代表作真景累ケ淵。“累ヶ淵の怪談”を元とした今作は、針医兼高利貸“皆川宗悦”が酒乱の旗本“深見新左衛門”に斬り殺されたことに始まり止まるところを知らない全97章の因果因縁の怪談話。“宗悦”の娘“園”と“豊志賀”、“深見”の息子“新五郎”と“新吉”は互いに仇敵とも知らず情痴に狂い…やがて悲劇のヒロインとなった“豊志賀”の呪いから登場する女は尽く醜い顔となり男に殺されるという因縁が繰り返されることになっていきます・・・。主演は黒木瞳氏と尾上菊之助氏、純日本風な怖さが際立ちます。“リング”“リング2”“仄暗い水の底から”、そしてハリウッドでのリメイク映画“ザ・リング”“ザ・リング2”の中田秀夫監督により凄みのあるホラー時代劇となり、逃れることのできない人の情念や恨みの存在を改めて感じさせられる作品になっています。・・・夏の猛暑を乗り切る最短解決法はひとりでこれをみることかもしれません・・・まずは公式サイトで肝試しをしてから、映画にお出かけください。

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映画タイトル

"劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝"

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公開

2007年8月4日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:亀垣一

脚本:武上純希

キャラクターデザイン:西尾鉄也

キャスト

声の出演:竹内順子(うずまきナルト)中村千絵(春野サクラ)遠近孝一(日向ネジ)増川洋一(ロック・リー)

原作本

NARUTO-ナルト-」(集英社刊)**1〜38巻発売中!

著者

岸本斉史

映画&原作紹介

 原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1999年から連載中で、2002年にテレビアニメ化もスタートしている人気コミック。落ちこぼれ忍者“うずまきナルト”が忍者の里で一番の忍者“火影”になるために試練に立ち向かって行く物語です。2004年から映画としての劇場版アニメが始まり、今作は4作目。日本でのコミックスは37巻までの累計発行部数で6900部を突破し、世界15カ国でもコミックスが発売され、欧米、アジア各国でのTVアニメも高視聴率をマークしています。今映画では、衝撃の禁断のオリジナルストーリーが展開されることで話題となっています。禁断のストーリーとは…“ナルト”の死。物語は“ナルト”の死によって始まります…。今回の“ナルト”の任務は、魔物を封印することのできる鬼の国の巫女“紫苑”を守ること。その“紫苑”が特殊能力である予言により“ナルト”の死を予言する…。逃れる方法はひとつ“紫苑”から離れること。しかし“ナルト”が“紫苑”から離れると魔物を封印できる唯一の存在“紫苑”が死に、世界は破滅へと導かれる…。逃れられない“死”に“ナルト”はどう挑む?!
★公式サイト“NARUTOどっとこむ”へはこちらから。 
★テレビ東京系“NARUTO-ナルト- 疾風伝”サイトへはこちらから。

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映画タイトル

"プロヴァンスの贈りもの"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月4日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/製作:リドリー・スコット

脚本:マーク・クライン

撮影:フィリップ・ル・スール

キャスト

ラッセル・クロウ(マックス)アルバート・フィニー(ヘンリーおじさん)フレディ・ハイモア(少年マックス)
マリオン・コティヤール アビー・コーニッシュ ディディエ・ブルドン

原作本

「プロヴァンスの贈りもの」(河出書房新社刊)*河出文庫あり!

著者

ピーター・メイル,小梨直:訳

映画&原作紹介

 発想のもとにあったのは、英国紀行文学賞受賞も受賞した移住先のプロヴァンスでの実生活を描いたエッセイ南仏プロヴァンスの12か月」(河出書房新社刊)。今映画は、その後もプロヴァンスを舞台とした作品を小説とノンフィクションで描いてきた著者ピーター・メイル氏に、ロンドン時代に広告業界で仕事をしていた時の30年来の友人である監督のリドリー・スコット氏がタイムズ誌に掲載されていた希少ワインの記事を持ちかけたことから始まっています。プロヴァンスを舞台に謎のワインが取り持つ大人の恋の物語をメイル氏が書き上げ、映像化権をスコット監督が買い取り、ふたりのコラボレーションにより、今映画は作成されていきます。失業した“マックス”を待っていたのは南仏のワインの館と魅力的な女性、そして秘密のあるぶどう畑…。人は人生を楽しむべきであり、未来はいつからでも変えることができるのだというメッセージは、物語の中から、そしてスクリーンが映し出すプロヴァンスの情景から伝わってきます。心を元気にしてくれる素敵な作品です。

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映画タイトル

"おやすみ、クマちゃん"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月4日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:ルツィアン・デンビンスキ/ マリアン・キュウバシュチャク/ダリウシュ・ザヴィルスキ(第2部の脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ)/ヤドヴィガ・クドゥジツカ/エウゲニウシュ・イグナチェク(第2部の脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ)

制作:セ・マ・フォル(1999年までポーランド最古の最大国営アニメーション・スタジオその後は民営として展開)

キャスト

声の出演:ケロポンズ(増田裕子・平田明子)

原作本

「ミーシャのぼうけん」「かえってきたミーシャ」(ほるぷ出版刊)

著者

チェスワフ・ヤンチャルスキ:文,ズビグニエフ・ルィフリツキ:絵,坂倉千鶴(さかくら・ちづる):訳

映画&原作紹介

 原作は、おもちゃ屋さんの棚に並んでいたこぐまのぬいぐるみの“クマちゃん”が冒険にでかけ、いろいろな仲間と友達になっていくポーランドの絵本。日本でも刊行されていますが現在は絶版、今映画にあわせて新訳絵本が登場予定です。ポーランド国営放送でも人形アニメーションとして1975年から87年に放送された“クマちゃん”は、ポーランドでは何世代にも渡って愛されている国民的人気者。毎回“クマちゃん”が寝る前に今日あった面白い出来事をみんなにお話するスタイルで1話完結、約7分の物語にまとめられ、104本ものシリーズになっている伝説の作品の中から今回は厳選した春夏のお話5話と秋冬のお話5話の計10話が上映されます。すべて35mmフィルムで行われた職人による手仕事のみのアナログ感は記録映像としても貴重、素朴で懐かしい世界を堪能してみませんか?

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映画タイトル

"酔いどれ詩人になるまえに"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月18日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:ベント・ハーメル

製作:ベント・ハーメル/ジム・スターク

脚本:ベント・ハーメル/ジム・スターク

撮影:ジョン・クリスティアン・ローゼンルンド

キャスト

マット・ディロン(ヘンリー・ナチスキー)リリ・テイラー マリサ・トメイ フィッシャー・スティーヴンス 
ディディエ・フラマン エイドリアン・シェリー カレン・ヤング

原作本

「勝手に生きろ!」(学習研究社/河出書房新社刊)*河出文庫7月6日発売!

著者

チャールズ・ブコウスキー,都甲幸治:翻訳

映画&原作紹介

 原作は、ブコウスキー氏の20代を描いたと言われる自伝的小説。1940年代のアメリカを転々と放浪する“チナスキー”は、過酷な労働と偽りの社会に嫌気が差しては辞めたり首になったり…そんな毎日の唯一の救いは書くこと。投稿しては戻される原稿を書き続ける…。酒、煙草、女、競馬を愛するチャールズ・ブコウスキー氏の、時に過激で反骨精神と潔さとユーモアに溢れる言葉は、文学史上生涯徹底的なアウトサイダーでありながら、現在も人々を惹きつけてやみません。その影響は文学のみならず、映画、音楽にも及び、“チナスキー”は既にベン・ギャザラ氏とミッキー・ローク氏によって演じられています。今回のマット・ディロン氏は、アウトローな人生の中に混在するユーモアと恐怖を演じたとして評価されています。ベタな邦画タイトルは少々難問ですが、リスペクトし共感するファンには待ち遠しい映画です。

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映画タイトル

"キャプテン"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月18日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:室賀厚

キャスト

布施紀行(谷口タカオ)小川拓哉 中西健 岩田さゆり 小林麻央(顧問)菅田俊 宮崎美子 筧利夫(谷口の父)

原作本

「キャプテン」(集英社刊)**全26巻、集英社文庫コミック版 全15巻

著者

ちばあきお

映画&原作紹介

 ハンカチ王子の出現からお母さん方に人気となった高校野球ですが、勝つことよりも楽しむ野球を描いた映画が登場します。原作は、故ちばあきお氏の等身大の中学生を描いた野球コミック「キャプテン」。1972年に「月刊 少年ジャンプ」(集英社:当時の「別冊少年ジャンプ」)に連載され、1980年4月にはテレビアニメ化もされ、コミックスの累計発行部数は1,900万部で、主人公“谷口タカオ”の高校での活躍を描いた「プレイボール」の累計部数1,300万部との合計は、3,200万部にもなります。まさにかつての野球ブームを支えてきたコミックです。野球の名門青葉学院から転校してきたばかりに、野球が上手いものと思い込まれてしまった“谷口”は実は2軍の補欠でした…。気が弱く言い出すことができないうちに祭り上げられ…周囲の期待に答えるべく影の特訓を行い努力で上達し、ついにはキャプテンに選ばれるまでに成長していきます…。今映画では、“谷口”のキャプテン時代にスポットを当て、転入から父との猛特訓、ナインの成長、そして宿命のライバル“青葉学院”との死闘までを描いていきます。墨谷二中ナインの面々には、野球が出来ることを条件に約3,000人の中からオーディションで選ばれた精鋭の少年たち!ほんとうに楽しむためには優しさだけではなく厳しさも必要なのだということを、坊主頭の爽やかな少年たちが熱い思いを思い出させてくれる、爽やかで熱い映画です。

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映画タイトル

"Life 天国で君に逢えたら"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月25日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:新城毅彦

脚本:斉藤ひろし/吉田智子

音楽:吉俣良

主題歌:桑田佳祐

キャスト

大沢たかお(飯島夏樹)伊東美咲(飯島寛子)真矢みき 袴田吉彦 川島海荷 石丸謙二郎 哀川翔

原作本

天国で君に逢えたら」「ガンに生かされて」(共に新潮社刊)新潮文庫あり!

著者

飯島夏樹

映画&原作紹介

 原作は、38歳の若さで癌で亡くなられた世界的プロウィンドサーファー飯島夏樹氏の小説と闘病記。飯島氏は、突然2002年に肝細胞癌と診断され、鬱病とパニック症候群を併発しながらも家族と友人に支えられ克服。しかしながら癌の方は悪化し、2004年5月に余命3ヶ月を宣告され、この余命宣告に前後して執筆活動をはじめ、2004年8月には家族でハワイに移住。2005年2月28日に家族に見守られながら亡くなられています。飯島氏の死を目前にひたすら前向きに生きようとする姿とそれを支える家族の生きざまは、生前よりドキュメンタリーとしてテレビでも紹介され、見る者に勇気と熱いメッセージを与えてきましたが、今映画では大沢たかお氏と伊東美咲氏が体当たりでその人生を演じ、かけがいのない命の存在や生きる素晴らしさを再び伝えてくれます。

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映画タイトル

"伝染歌"

オフィシャルサイト

公開

2007年8月25日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:原田眞人

脚本:原田眞人/羽原大介

キャスト

松田龍平、伊勢谷友介、木村佳乃、阿部寛、大島優子、秋元才加、小嶋陽菜、前田敦子、AKB48 

原作本

伝染歌」(講談社刊)**講談社文庫から刊行。
コミックは、原作小説を元に浦川まさる&佳弥氏が作画したコミックと毎回AKIBA48のメンバーが登場する「TOKYO1週間」の読者投稿コーナーを元にタケダケント氏作画、Team-Mojo構成のオリジナル版のコミックの2種類が発売されています。 

著者

秋元康 

映画&原作紹介

 原作は、“ケータイ1週間”の連載小説。その後講談社文庫として刊行されています。昼下がりの学校のカフェテラスで、突然の自殺した女子高生“香奈”。その場に居合わせた“あんず”は、死の瞬間、“香奈”が不気味な歌を口ずさんでいるのを聞き、学校の仲間と共に“香奈”の周辺から歌のことを調べ始めます。そして同じ頃、10年前に発売された“僕の花”を聞いて歌ったものは、みんな自殺してしまう・・・という“伝染歌”の噂を耳にした三流風俗雑誌の編集部員“陸”は、噂の謎を追いかけはじめます・・・。“伝染歌”の謎とは・・・?

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