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"原作のあるおすすめ映画"2007年春

2007年4月公開

映画タイトル

"黄色い涙"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月4日〜公開

監督/製作スタッフ

監督: 犬童一心

脚本: 市川森一

キャスト

二宮和也(漫画家) 大野智(画家) 相葉雅紀(歌手)
櫻井翔(小説家) 松本潤(勤労青年) 香椎由宇ほか

原作本

黄色い涙シリーズ「若者たち」 (双葉社刊)
*「漫画家残酷物語」
(朝日ソノラマ・小学館刊:小学館文庫
永島慎二漫画家生活50周年記念出版。ふゅーじょんぷろだくと創立21周年記念出版に、幻の原稿を含んだ完全版として、本作が初めて発表された貸本当時の雰囲気をそのままに残しながら2003年に刊行された漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (1) (ふゅーじょんぷろだくと刊)。
映画にあわせて2006年11月に復刊したのは、黄色い涙(マガジンハウス刊)です

著者

永島慎二

映画&原作紹介

原作は、昭和30年代の貸し本としてのコミック。舞台は、東京オリンピックの年の昭和39年。阿佐ヶ谷の古ぼけたアパートの三畳間に暮らす、漫画家”村井栄介”のところへ転がり込んできた仲間達との、奇妙な共同生活と、その終焉を描いたレトロな青春コミック。今映画の中心となる「黄色い涙」は、永島氏が1960年代に発表した青春漫画のシリーズ名で、最高傑作といわれています。
そこに描かれている、 太い線でデフォルメされた昔懐かしいレトロなタッチが、昭和の青春の日々をリアルに伝えてくれる作品です。やがて訪れる終宴を予感しながらも、自らの才能の限界に気付くことも、わかっているからこそ、その日暮らしをみんなで楽しみたいと思った、夢と現実のはざまで悩む主人公たちの姿には、ただひたすらに彼らの成功を祈りたい気持ちにさせられます。夢と希望、そして時に辛さと痛みを伴う青春時代から逃げなかった彼らから、まだまだ頑張れる!という勇気を与えてもらえる作品です。
あなたの本当に望むもの、幸せとはなんですか?
真の幸福を捜し求めていた青春時代を忘れずに生きて行くことこそ、求めつづけることこそ、幸せなのではないでしょうか?
出演は、 映画にドラマに、個々にも活躍している、二宮和也氏、相葉雅紀氏、大野 智氏、櫻井 翔氏、松本 潤氏の人気グループ”嵐”ほか。監督は、”ジョゼと虎と魚たち”の犬童一心氏。
どんな作品にしあげてくれるのか、楽しみです。

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映画タイトル

"オール・ザ・キングスメン "

オフィシャルサイト

公開

2007年4月7日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:スティーヴン・ザイリアン

キャスト

ショーン・ペン(ウィリー・スターク)ジュード・ロウ(ジャック・バーデン)
アンソニー・ホプキンス(アーウィン判事)ケイト・ウィンスレット(アン・スタントン)
マーク・ラファロ(アダム・スタントン)パトリシア・クラークソン(セイディ・バーク)
ジェームズ・ガンドルフィーニ(タイニー・ダフィ)

原作本

すべて王の臣」(白水社刊)

著者

ロバート・ペン・ウォーレン:著,鈴木重吉:訳

映画&原作紹介

 原作は、アメリカ南部の州知事から大統領にまで登りつめようとした実在の政治家ヒューイ・ロング氏をモデルとした、人の心の善と悪の二面性に鋭く迫るピュリツァー賞受賞作。主人公の“ウィリー”は南部の郡の会計係。始めは誰も関心を示さなかった校舎建設入札汚職を告発が、生徒が事故死したことから変わっていきます。新聞記者“ジャック”の記事により“ウィリー”は注目の人に。役人におだてられ、州知事選挙に出馬・・・もちろん対立候補の当て馬にすぎなかったはずだったのですが・・・。貧しい者の側の意見をわかりやすい演説は、“ジャック”の応援記事と相まって民衆の共感を得ていき見事当選。州知事“ウィリー”としての権力は絶大なものとなり、次期大統領候補の呼び声も高くなっていきますが、逆に“ウィリー”は徐々に汚職やスキャンダルにまみれるようになっていました。“ジャック”の父親的存在の“アーウィン判事”に窮地に追いこまれ...悲劇的な結末へと突き進んでしまいます。人は誰でも、善人にも悪人にもなりえることは周知の事実。良かれと思ったことから始まっていたのに・・・人は弱いものだと実感させられ、考えさせられる作品です。

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映画タイトル

"大帝の剣"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月7日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:堤幸彦

脚本:天沢彰

キャスト

阿部寛(万源九郎)長谷川京子(舞)宮藤官九郎(佐助)
黒木メイサ(牡丹)竹内力(破顔坊)大倉孝二(手妻の藤次)
六平直政(黒虫)杉本彩(姫夜叉)遠藤憲一(権三)
津川雅彦(あやかた様)本田博太郎(霧の才蔵)江守徹:語り

原作本

大帝の剣」*巻ノ壱 天魔降臨編(角川書店刊)*角川文庫
*天沢彰氏との共著でノベライズ「大帝の剣」(エンターブレイン刊:文庫)も刊行されています。
*続編は「週刊ファミ通」(エンターブレイン)連載中

著者

夢枕獏

映画&原作紹介

 身の丈2メートル余。岩を削りとったような肉体に、頭はぼうぼうたる蓬髪。性格は温好、怒りて鬼神のごとし。肉欲はその果てをしらず・・・関ヶ原の戦塵きえやらぬ荒廃の時代に、突如登場した大剣(三種の神器のひとつ)を背にした新たなヒーロー“万源九郎”の登場する今原作は、「野性時代」(角川書店)に連載されていた夢枕獏氏の伝奇時代小説。1996年の「野性時代」の一時休刊と共に休載になっていましたが、現在はゲーム誌「週刊ファミ通」で復活連載中です。今映画は1巻「巻ノ壱 天魔降臨編」の映画化。持ち主に絶大な力を授けるという“三種の神器”をめぐる争奪戦がコミカルに描かれていきます。次々と“源九郎”に襲いかかる忍者、妖術使いの美剣士“牡丹”、妖麗な“夜叉姫”、人に乗り移ることのできる宇宙人達をも巻き込んで・・・堤監督ならではの破天荒なSF時代劇アクションに仕上げています。亡き祖父の命により、三種の神器を本来持つべき者に届けるため、残りの2つ“闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”を探す“源九郎”の旅に豊臣の血を引く麗しき姫“舞”が加わり共に旅することになりますが・・・。

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映画タイトル

"東京タワー オカンとボクと、時々、オトン"

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公開

2007年4月14日公開

監督/製作スタッフ

監督: 松岡錠司

脚本: 松尾スズキ

撮影: 笠松則通

キャスト

内田也哉子(若い頃のオカン) 松たか子( ミズエ) 小林薫(オトン)

原作本

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(扶桑社刊)

著者

リリー・フランキー

映画&原作紹介

 長らく待たれていたテレビドラマの放映も11月18日にやっと行われ涙を誘ったリリー・フランキー氏の母親との半生を綴った自伝的小説が次に目指すのは、映画化。映像化してみたいと思わせるのはきっと原作の思いが強いから。雑誌「en-taxi」誌上で原作の連載第一回がスタートした時から新しい国民的文学なると見抜いた辣腕プロデューサーたちが映画化に向けて動き始め、松岡錠司監督は一読者として原作者のサイン会に並び、「映画化するなら自分に監督をさせてほしい」と直談判し、脚本を手がけた松尾スズキ氏も自身の大人計画の公演の脚本を早めに書き上げこれに取り組んだのだというのですから、本物です。
フジテレビでの主演は、田中裕子氏(オカン)と大泉洋氏(ボク)。今作では、オダギリジョー(ボク)と樹木希林(オカン)が親子を演じます。どちらも日本の母そのものの筋金入り女優、みんなにそれぞれお母さんがいるように、”オカン”もたくさんいていいのです。それこそが、原作を何度も楽しむということなのではないでしょうか?あとは好みの問題。みんなの心の”オカン”に近いのは果たして・・・??**テレビドラマをチェック!

気になる特集

キネマ旬報11月上旬号:映画と原作の深い関係  小説×映画 "小説から映画へ 撮影現場から"

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映画タイトル

"神童"

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公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:萩生田宏治

脚本:向井康介

音楽:ハトリ・ミホ

キャスト

成海璃子(成瀬うた) 松山ケンイチ(菊名和音)
手塚理美 甲本雅裕 串田和美 浅野和之 キムラ緑子
貫地谷しほり 西島秀俊 吉田日出子 柄本明ほか

原作本

「神童」(双葉社刊双葉文庫
*単行本は全4巻、双葉文庫は全3巻

著者

さそうあきら

映画&原作紹介

ここ数年のクラシックブームを作ったクラシックコミック「のだめカンタービレ」(講談社刊)とは異なる天才と凡才のピアニストの心の交流を描いた今原作は、小学生の天才少女ピアニスト“成瀬うた”と落ちこぼれ音大受験生“ワオ”こと“菊名和音”の心の交流を描いたWEEKLY「漫画アクション」(双葉社)連載された音楽コミック。音を絵だけでなく、エピソードとして表現し、漫画の可能性を広げた作品として高く評価され、第3回手塚治虫文化賞(マンガ優秀賞)と第2回文化庁メディア芸術祭優秀賞をW受賞している作品でもあります。音楽家の父を早くに亡くし母親の期待を背負う主人公“うた”は、ナイーブな心を秘めながらも、外見は野球もこなす男まさりな小学生。天才的聴覚を持つ“うた”と絶対音感を持つ“ワオ”が共通の“音”を介して惹かれていきますが、注目の天才ピアニストと自分の音を見出せず悩む音大生のギャップからすれ違ってしまいます。二人が再び心を通わせることになるのは“うた”の失聴という最悪の事態。音を失いつつある“うた”に“ワオ”の演奏するベートーベン最後のピアノソナタが届き・・・。聴こえるだけではない“音”の存在をみごとに感じさせてくれる作品です。この難しい“うた”に挑戦するのは、成海璃子氏、“ワオ”には出演作が目白押しの松山ケンイチ氏が扮します。コミックから溢れた“音”をどう映像化してくれるのか、楽しみです。

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映画タイトル

"韓国版 フライ・ダディ"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:チェ・ジョンテ

キャスト

 

原作本

「フライ、ダディ、フライ」(講談社/角川書店刊
*秋重学氏の絵によるコミック版「FLY、DADDY、FLY」(小学館刊:ヤングサンデーコミックス)も刊行されています。

著者

金城一紀

映画&原作紹介

 在日コリアンを主人公に、頑張る姿を描いた直木賞受賞作GO(講談社刊)の金城氏の小説現代新人賞受賞作にしてデビュー作の「レヴォリューションNO.3」(講談社/角川書店刊)で大活躍のオチコボレ高校生集団“ザ・ゾンビーズ”が脇役?として登場する今原作の主人公は、中年サラリーマン“鈴木一”。ボクシングの高校生チャンピオンで、学校では品行方正で通っている“石原”に“鈴木”の娘が殴られ入院・・・。復讐しようと頑張る“鈴木”を鍛えるべく、沖縄出身のアメリカ人とのハーフ“板良敷”、4か国分のDNAを持つ“アギー”、“朴舜臣”ら“ザ・ゾンビーズ”が立ち上がる・・・!。差別や偏見の中でタフに生きる“朴舜臣”たちの生きざまが心地いい、ダメ親父頑張るの青春物語は、男同士の奇妙な師弟関係を羨ましく感じさせる作品です。金城氏の脚本、成島出監督、岡田准一氏と堤真一氏の主演で2005年に公開され、好評を得た作品です。今回は、美男子と評判のイ・ジュンギ氏主演で韓国でリメイク。在日コリアン・・・という金城氏の根底にあるものをどう表現してくるのかも興味深いところです。

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映画タイトル

"ハンニバル・ライジング"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:ピーター・ウェーバー

脚本:トマス・ハリス

撮影:ベン・デイヴィス

キャスト

ギャスパー・ウリエル(ハンニバル・レクター)コン・リー リス・エヴァンス ドミニク・ウェスト

原作本

「ハンニバル・ライジング」(新潮社刊)*3月28日に新潮文庫(上下巻)として発売。

著者

トマス・ハリス:著,高見浩:訳

映画&原作紹介

 レッド・ドラゴン(早川書房刊:ハヤカワ文庫) 「羊たちの沈黙」「ハンニバル」(共に新潮社刊:新潮文庫)と、トマス・ハリス氏が描いた天才精神科医にして冷酷な殺人鬼である“レクター博士”を主人公としたシリーズの最新作。第二次大戦中にソ連軍とドイツ軍との戦闘で両親を失い、残された12歳の“ハンニバル”と妹“ミーシャ”は最悪の経験をすることになります・・・。殺害した人間の臓器を食べる異常な行為から“人食いハンニバル”と呼ばれた稀代の怪物の生成過程が明かされ、その驚愕の事件に読者も慄かされることになります・・・。だからと言って罪が許される訳ではないのですが・・・特異な人格を形成することに無関係だったとも思えず・・・考えさせられます。今までの3作で“ハンニバル・レクター”を演じてきたのは、観る者を震え上がらせた“羊たちの沈黙”でアカデミー賞主演男優賞も受賞したアンソニー・ホプキンス氏。幼少期と成年期を描いた今作では、怪しい美しさを持つギャスパー・ウリエル氏が演じます。これまで決して語られることのなかったレクター博士誕生の謎を明らかにする今作で、自ら脚本を担当したハリス氏とピーター・ウェーバー監督が“ミーシャ”の悲劇と“ハンニバル”の絶望と復讐、そして束の間のほのかな恋心をどう描き出すのかが興味深いところです。

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映画タイトル

"劇場版 灼眼のシャナ"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:渡部高志

脚本:小林靖子

キャラクターデザイン:大塚舞

アニメーション制作:J.C.STAFF

キャスト

声の出演:釘宮理恵(シャナ)日野聡(坂井悠二)

原作本

灼眼のシャナ」(メディアワークス刊)*ライトノベルの原作は14巻+O+Sが刊行中。
*笹倉綾人氏の作画によるコミック版「灼眼のシャナ」は、2巻まで発売中。

著者

原作:高橋弥七郎,原作イラスト:いとうのいぢ

映画&原作紹介

 電撃文庫ムービーフェスティバル!3本立て!の1本。“存在”を喰らう怪物“紅世の徒(ぐぜのともがら)”に襲われ、平凡な高校生だった“坂井悠二”の日常は突然消滅させられてしまいます。“悠二”を救った炎髪灼眼の少女が“シャナ”。二人の出会いは最悪な状況で始まりました。今劇場版では、第1巻に登場した、使命と孤独を抱えまだ打ち解けることのできなかった懐かしい“シャナ”に出会うことができそうです。逆に普通な高校生だったのに、ある日突然自分が既に死んでいると告げられショックを受けながらも受け入れ、大切な人々のために“シャナ”と共に闘う辛い決断を強いられる“悠二”は、何度繰り返すには痛々しく可哀想ですが・・・。オリジナルな部分も含まれるとのことなので、新たな楽しみもありそうで楽しみです。
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映画タイトル

"劇場版 キノの旅 病気の国 ─For You"

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公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:中村隆太郎

脚本:小中千昭

キャラクターデザイン:伊藤良明

アニメーション制作:シャフト

キャスト

声の出演:前田愛(キノ)相ヶ瀬龍史(エルメス)川澄綾子(イナーシャ)

原作本

キノの旅」(メディアワークス刊)*ライトノベルの原作は10巻までが刊行されています。
5巻の第10話「病気の国 For You」を描いています。

著者

原作:時雨沢恵一,原作イラスト:黒星紅白

映画&原作紹介

 電撃文庫ムービーフェスティバル!3本立て!の1本。原作は電撃文庫から2000年7月に第1巻が発売されて以来現在10巻が発売され、シリーズ累計450万部の大ヒットとなっている大人気の短編連作小説「キノの旅」。2005年公開の"キノの旅 何かをするために―life goes on.―"に続く劇場版第2弾となる今作では、5巻の第10話「病気の国 For You」を映像化。旅人"キノ"と言葉を話す二輪車"エルメス"が世界中の美しいものを求め、さまざまな国を旅する物語では、ひとつの国からは3日目に旅立つという自らのルールを持ち、不思議な旅続けています。今劇場版で“キノ”たちが訪れるのは、科学が発達した高い文明をもつ清潔な国。安定した環境下、巨大なドームで暮らす国民たちとドームの外で実際の日光や土に触れることができる"開拓地"で暮らす選ばれたエリートたちが存在世界は、格差世界が広がった近未来の地球を感じさせられます。厳重な消毒を受けた“キノ”と“エルメス”は、ドームで少女“イナーシャ”と出会い・・・。監督は2003年に放送されたTVアニメ版の中村隆太郎氏。“キノ”と“エルメス”の声にはテレビ版、劇場版第1弾の前田愛氏と相ヶ瀬龍史氏。未制作の新たなアニメ作品となるだけに、待ち遠しい・・・!
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映画タイトル

"いぬかみっ!THE MOVIE 特命霊的捜査官・仮名史郎っ!"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:草川啓造

脚本:玉井☆豪

キャラクター/デザイン:友岡新平アニメーション

制作:セブン・アークス

キャスト

原作:有沢まみず,原作イラスト:若月神無

原作本

いぬかみっ!」(メディアワークス刊)*現在は13巻まで発売中。
*松沢まり氏の作画によるコミック版「いぬかみっ!」(メディアワークス刊)は、3巻まで発売されています。

著者

原作:有沢まみず,原作イラスト:若月神無

映画&原作紹介

電撃文庫ムービーフェスティバル!3本立て!の1本。原作は書き下ろしを中心とした短篇集スタイルの2003年に「電撃文庫」から刊行された有沢まみず氏の「いぬかみっ!」。「電撃hp」(メディアワークス)には、2002年にも文庫化前の短篇がいくつか掲載され、現在も不定期連載中。由緒正しき犬神使い“川平家”の末裔ながら勘当されていた高校生“川平啓太”と主従の契りを結び共同生活を始めた気まぐれでわがままな犬神“ようこ”を中心に、特命霊的捜査官“仮名史郎”と親戚“川平薫”や“なでしこ”を始めとする“川平薫”の犬神達と魔道士“仮名赤道斎”と史上最強の妖怪“大妖狐”らの宿命の闘いを描いた作品です。ややサービス過剰なシーンも多いところが好みの分かれ目。今映画では、変態処罰法?!が施行された吉日市が舞台に。防護服に身を包んだ部隊が包囲し次々とヘンタイと疑わしき者たちを捕らえられていきますが・・・もちろん"川平啓太"も"ようこ"も"A級変態"として追われる身!全員ヘンタイとの噂も高い出演者たちの運命は!?あの"仮名さん"が主役?!の内容は、観てのお楽しみ!
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映画タイトル

"クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:ムトウユージ

脚本:やすみ哲夫

キャスト

声の出演:矢島晶子(しんのすけ)ならはしみき(みさえ)藤原啓治(ひろし)
こおろぎさとみ(ひまわり)真柴摩利(シロ)

原作本

クレヨンしんちゃん」(双葉社刊)*最新刊は44巻

著者

臼井儀人

映画&原作紹介

 原作は、埼玉春日部の幼稚園に通う5歳児“野原しんのすけ”を中心に“野原家”の日常を描いた臼井儀人氏の大人向け痛快園児コミック。1990年に週刊「漫画アクション」(双葉社)の連載コミックとして始まり、現在は「まんがタウン」、「jourすてきな主婦たち」(共に双葉社)で連載中、テレビ朝日系で1992年からアニメも放映中(アニメは子供向け)。今作は、1993年から毎年1作ずつ公開してきた映画版“クレヨンしんちゃん”の15作目にしてアニメ化15周年記念作品!今回は“しんちゃん”のペットの“シロ”のお尻に謎の宇宙人が誤って地球に落した爆弾がくっついてしまった・・・!という、“シロ”散々なお話。地球のために“シロ”を犠牲にしようとする宇宙監視センターと爆弾を狙うテロ集団“ひなげし歌劇団”・・・もちろん我等が“しんちゃん”は“シロ”を見棄てず・・・二つの組織に追われることになった“しんちゃん”と“シロ”の運命はいかに?!

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映画タイトル

"名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)"

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公開

2007年4月21日公開

監督/製作スタッフ

監督:山本泰一郎

脚本:柏原寛司

キャラクターデザイン:須藤昌朋

アニメーション制作:東京ムービー

キャスト

声の出演: 高山みなみ 江戸川コナン 山崎和佳奈 毛利蘭 神谷明 毛利小五郎

原作本

名探偵コナン」(小学館刊:少年サンデーコミックス)*少年サンデーコミックスの最新刊は4月5日に刊行された57巻。
「週刊少年サンデー」連載とは別に、学年誌「小学四年生」「小学五年生」「小学六年生」にもオリジナルストーリーで連載されたものは、てんとう虫コミックスとして刊行され、テレビ絵本も刊行(すべて小学館)されています。

著者

青山剛昌

映画&原作紹介

 原作は、1994年から「週刊少年サンデー」で連載され、連載最長記録を更新中のミステリコミック。2001年に第46回小学館漫画賞(少年向け部門)受賞作。謎の組織により体を幼児化されてしまった高校生探偵“工藤新一”が正体を隠し親戚の“江戸川コナン”と名乗り、父親の“毛利小五郎”が探偵をやっている幼馴染み“毛利蘭”の家に居候しながら謎の組織を追う物語。1996年から放送しているテレビアニメ“名探偵コナン”は昨年10周年を迎えた長寿番組。昨年は小栗旬氏主演で実写版ドラマスペシャル“工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章(プロローグ)”も放送されています。今映画の舞台は古代遺跡と財宝伝説が語り継がれる“神海島”。バカンスに訪れた“コナン”達でしたが、とレジャーハンターの不審な死に遭遇し、事件現場の海底宮殿の謎解きに挑むことに・・・。操作上に浮かぶ謎の言葉“ジョリー・ロジャー”とは・・・?300年の歴史ミステリに挑む“コナン”を応援してね!

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映画タイトル

"ゲゲゲの鬼太郎"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月28日公開

監督/製作スタッフ

監督: 本木克英

キャスト

ウエンツ瑛士(鬼太郎) 大泉洋(ねずみ男) 
田中麗奈(ねこ娘)  間寛平(こなき爺)  室井滋(砂かけ婆)ほか

原作本

「ゲゲゲの鬼太郎」(講談社・朝日ソノラマ・中央公論新社・角川書店・扶桑社・筑摩書房・ポプラ社ほか刊)

著者

水木しげる

映画&原作紹介

カラン・コロン・カランカラン・コロンの下駄の音も軽やかに始まるご存知、アニメ版”ゲゲゲ鬼太郎”。ほのかに哀愁を漂わせた正義の妖怪”鬼太郎”が初の実写映画化。”鬼太郎”にはシンガーソングライターデュオ”WaT”のウエンツ瑛士氏、”ねずみ男”には大泉洋氏が演じることが発表されて以来話題となっていた今作に、追加で主要キャラクター”ねこ娘”に田中麗奈氏、”こなき爺”に間寛平氏、”砂かけ婆”の室井滋氏が扮する事が発表され、ますます期待が高まっています。 このキャスト、楽しくないわけがない!

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映画タイトル

"あしたの私のつくり方"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月28日公開

監督/製作スタッフ

監督:市川準

脚本:細谷まどか

キャスト

成海璃子(大島寿梨)前田敦子(花田日南子)高岡蒼甫(田村博之・文芸部顧問)
近藤芳正(古垣賢一・小学校担任)奥貫薫(日南子の母)田口トモロヲ(上島浩二・さつきの同僚)
石原真理子(大島さつき・寿梨の母)石原良純(杉谷 正・寿梨の父)

原作本

「あしたの私のつくり方」(講談社刊)

著者

真戸香

映画&原作紹介

 原作は、真実の“わたし”探しに悩む日常から15歳の少女達を描いた青春小説。学校では仲間外れを恐れ目立たず、家では両親を気遣い良い子を演じる主人公“寿梨”は、典型的15歳の女子高生。小学校からの幼なじみで人気者だった“日南子”が突然、いじめのターゲットに転落・・・。転校してしまった“日南子”を再び人気者にしようと“寿梨”が考えたのは“携帯メール作戦”。人気者になっていく過程を物語として差出人不明で毎日“日南子”にメールする“寿梨”。クラスで3番手を狙うこと、奇数人のグループに合流すること、男の子からのメールにすぐ返信しないこと等、そこには地雷を踏まないようにする注意事項が満載・・・。暗示にかかるかのように、自らもメールの人物を演じられるようになり、うまくいくかのようだったのですが・・・。真実の“わたし”とは何なのか、誰もが一度は悩む問題に絡み取られていきます・・・。悩みを抱えながらも精いっぱい生きる少女たちの姿は爽やかで感動的です。悩める今の“わたし”にも懐かしい過去の“わたし”にもぜひ手にして欲しい作品です。少女ならではの清廉とした美しさと孤高の凛とした佇まいを持つ成海璃子氏による主演は、まさにはまり役です!

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映画タイトル

"学校の階段"

オフィシャルサイト

公開

2007年4月28日公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:佐々木浩久

キャスト

黒川芽以(神庭里美)松尾敏伸(刈谷健吾:階段部部長)小阪由佳(ちづる:生徒会長)
通山愛里(ゆうこ:階段部部員)甲斐麻美(泉:階段部部員)秋山奈々(階段部部員)
栩原楽人(階段部部員)神楽坂恵(階段部顧問)森本レオ(校長)

原作本

学校の階段」(エンターブレイン刊)*ファミ通文庫から4巻まで発売中!

著者

原作:櫂末高彰,原作イラスト:甘福あまね

映画&原作紹介

 原作は、第7回えんため大賞優秀賞受賞作の新感覚の学園スポーツ青春ストーリー。天栗浜高校に入学した“神庭幸宏”が出会ったのは、校内の階段を縦横無尽に走り回る謎の非公認クラブ“階段部”。校内を礼儀正しく暴走するその階段レースには厳密なルールが定められ、意外にもおもしろそう。始めは勧誘を断わっていた“幸宏”でしたがひたむきさに惹かれ入部、徐々にはまっていきます。“階段部”の廃部を画策する生徒会執行部の罠にかかり・・・。ありそうにない設定だと思いながらもピュアなひたむきさとばかばかしさに青春の楽しさを感じる学園スポ根ものです。映画では、主人公はなんと“神庭里美”と女の子に。転校してきたちょっと臆病な“里美”が“階段部”部員とぶつかり怪我をさせてしまったことから物語は始まります・・・。主演は“ケータイ刑事”シリーズの黒川芽以氏。主題歌も担当しています。観るだけでなんだか元気になれる不思議な作品です。

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2007年5月公開

映画タイトル

"眉山(びざん)"

オフィシャルサイト

公開

5月12日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:犬童一心

キャスト

松嶋菜々子(咲子)大沢たかお(寺澤:医師)宮本信子(龍子)

原作本

眉山」(幻冬舎刊)*4月19日には林久美子氏の作画のコミックス「眉山」(白泉社刊)が刊行されます!

著者

さだまさし

映画&原作紹介

 原作は、ミュージシャンであり、精霊流し」「解夏(共に幻冬舎刊)の著者でもあるさだまさし氏の母と娘の家族の物語。医学研究のための献体となった母“龍子”の合同慰霊祭に娘“咲子”が出席するシーンから回想するように展開されていきます。“龍子”は“神田のお龍”と言われた江戸っ子で気風がよく多くの人から慕われてきたものの、“咲子”には父親のことは何も語らず、献体のことさえも一人で決めてしまう気丈な母でしかなく、ずっと寂しさとわだかまりを抱えていました・・・。体調が悪くなってからも勝手に故郷の徳島のケアハウスへの入居を決めた母“龍子”が入院したと聞き、久しぶりに帰郷した“咲子”は末期癌であと数ヶ月の命と知らされます。命が尽きるほんの僅かな時間、毅然と生きてきた母の切なく苦しい愛を知り、会ったことのない父のことや母の想いを知っていくことになります・・・。秘めた思いとその記憶を糧に泣き言を吐くこともなく女手ひとつで娘を育て凛と生きてきた母の生きざまを死の直前でも知ることのできた娘は・・・やはり幸せなのではないでしょうか。母の担当医師“寺澤”の支えあってこその部分もありますが、母の潔い生きざまとそれを受け止めようとする娘の切なく美しい胸に迫る作品です。

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映画タイトル

"パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド"

オフィシャルサイト

公開

5月25日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:ゴア・ヴァービンスキー

脚本:テッド・エリオット/テリー・ロッシオ

撮影:ダリウス・ウォルスキー

キャスト

ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)
ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ)ステラン・スカルスガルド(ビル・ターナー)ジャック・ダヴェンポート(ノリントン)
ケヴィン・マクナリー(ギブス)ナオミ・ハリス(ティア・ダルマ)ジョナサン・プライス(スワン総督)
マッケンジー・クルック(ラジェッティ)トム・ホランダー(ベケット卿)リー・アレンバーグ(ピンテル)

原作本

ディズニーアニメ小説版「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」(偕成社刊)は5月25日発売。
他にもテッド・エリオット氏とテリー・ロッシオ氏のノベライズ「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」(竹書房刊)や外伝「パイレーツ・オブ・カリビアン ジャック・スパロウの冒険」シリーズ(講談社刊)なども発売されています。

著者

作:アイリーン・トリンブル,訳:橘高弓枝

映画&原作紹介

 2003年、2006年と公開され世界的大ヒットとなったアクションアドベンチャーの完結編。“ジャック・スパロウ”とのキスシーンを見てしまった“ウィル”と“ジャック”を騙したことに自責の念を感じる“エリザベス”らが世界の果てに囚われた“ジャック”を救い出そうとしていた頃。深海の悪霊“デイヴィ・ジョーンズ”と東インド会社のベケット卿は海賊滅亡を目指して組み、海賊達は絶滅の危機に瀕し・・・。生き残る手段は“伝説の9人の海賊たち”を招集すること、そして9人のひとりはあの“ジャック”。命賭けの“ジャック”奪還が始まり、海賊達はその存続を賭けた最初で最後の決戦をしかける・・・!“ジャック”は生き返るのか?!海賊達の運命は?!“エリザベス”を巡る“ウィル”と“ジャック”の恋の行方は?!ウィルの捕われの父親“ビル・ターナー”の運命は?!もう、絶対に目が離せません!全世界同時制覇の公開が待たれます!

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映画タイトル

"しゃべれども しゃべれども"

オフィシャルサイト

公開

5月26日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:平山秀幸

プロデューサー:渡辺敦/小川真司

脚本:奥寺佐渡子

キャスト

国分太一(今昔亭三つ葉:外山達也)香里奈(十河五月)森永悠希(村林優)松重豊(湯河原太一)
八千草薫(外山春子)伊東四朗(今昔亭小三文)占部房子(実川郁子)建蔵(今昔亭六文)
日向とめ吉(今昔亭三角)山本浩司(柏家ちまき)下元史朗(十河巌)三田村周三(「とり久」のおやじ)
外波山文明(末広亭の師匠)

原作本

「しゃべれども しゃべれども」(新潮社刊)*新潮文庫
*4月27日に勝田文氏の作画によるコミック「しゃべれども しゃべれども」(白泉社刊)も刊行予定。

著者

佐藤多佳子

映画&原作紹介

 原作は、陸上青春小説一瞬の風になれ(講談社刊)で第4回本屋大賞を受賞した佐藤多佳子氏の大人小説での初の出世作しゃべれども しゃべれども。東京の下町を舞台に三度のメシより落語が好きで噺家になったがうだつの上がらない“今昔亭三つ葉”を主人公に、性別世代を超えた人情と友情と愛情の、読むときっといい人になれる物語です。未来に不安と期待を抱える噺家と話すことにコンプレックスを持つ人々との落語教室の生徒は映画では3人。無愛想で口下手な美人“十河五月”、元気な大阪弁が浮いてしまう勝気な少年“村林優”、いかつい面構えで毒舌家の元プロ野球選手“湯河原太一”。このメンツではもちろん気が合うはずもない。教室はうまくいかない、落語も成長しない、おまけにフラレた・・・どん底の“三つ葉”は・・・。頑張れば、道は開ける!そんな単純なことを、素直に信じさせてくれる作品です。少しだけ自信がなくなった時、弱った・・・と思った時には、この作品で元気を補充してください。

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2007年6月公開

映画タイトル

"そのときは彼によろしく"

オフィシャルサイト

公開

6月2日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:平川雄一朗

脚本:いずみ吉紘/石井薫

主題歌:柴咲コウ“プリズム”

キャスト

長澤まさみ(森川鈴音/滝川花梨)山田孝之(遠山智史)塚本高史(五十嵐佑司)国仲涼子 北川景子 黄川田将也 本多力 和久井映見 小日向文世

原作本

そのときは彼によろしく」(小学館刊)*小学館文庫 4月6日に発売!

著者

市川拓司

映画&原作紹介

 原作は、童話のような優しいファンタジー小説の書き手として代表的存在である市川氏のファンタジックな青春小説。小さなアクアショップを営む29歳の主人公“智史”は、最近出会った“美咲”と結婚を前提としたお付き合いを始めたばかり。運命のように出会った中学時代の懐かしく大切な3人組の話を“美咲”に聞かせながら懐かしむ穏やかな日々を過ごしていましたが、一人の美しい女性がアルバイトにやってきて、しかもその女性が中学時代の3人の中の一人で今でも深く想っている“花梨”であることがわかり、“智史”は動揺・・・。何か複雑な事情を抱えている“花梨”ともう1人の中学時代の親友“五十嵐佑司”を訪ねていくと・・・。市川氏の作品に通じる、親子、恋人、友人・・・すべての人への愛にあふれた温かい気持ちにさせてくれる作品です。人はずっと繋がっていられる強い力を持っているということを信じたくなる作品です。

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映画タイトル

"プレステージ"

オフィシャルサイト

公開

6月9日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:クリストファー・ノーラン

脚本:クリストファー・ノーラン/ジョナサン・ノーラン

キャスト

ヒュー・ジャックマン(ロバート・アンジャー)クリスチャン・ベイル(アルフレッド・ボーデン)
スカーレット・ヨハンソン(オリヴィア)マイケル・ケイン(カッター)デヴィッド・ボウイ(ニコラ・テスラ)
パイパー・ペラーボ(ジュリア・マッカロー)アンディ・サーキス(アレー)レベッカ・ホール(サラ)

原作本

奇術師」(早川書房刊)

著者

クリストファー・プリースト

映画&原作紹介

 原作の奇術師(早川書房刊)は、この春に話題になった“パフューム”の原作「香水 ある人殺しの物語」(文藝春秋刊)と同様、世界幻想文学大賞受賞作。養父の希望通り新聞記者となっていた“アンドルー・ウェストリー(ボーデン)”の元へ“アルフレッド・ボーデン”の『奇術の秘法』という本が送られ、送り主の“キャサリン(ケイト)・エンジャ”に出会うところからこの物語は始まります。実は“アンドルー”こそ本の著者の曾孫であり、“アルフレッド”の因縁のライバルが“ケイト”の曾祖父“ルパート・エンジャ”。曾祖父は共に“瞬間移動”を得意としていた奇術師で、2人の間には生涯に渡る確執があり、その確執が次第にあらわになっていきます…。曾孫“アンドルー”が語り手となる第1部、そして曽祖父“アルフレッド”、曾孫“ケイト”、曽祖父“ルパート”とそれぞれの視点から描かれ、核心の第5部を迎えます。“瞬間移動人間”VS“閃光のなかで”による奇術対決は、奇想天外な舞台裏に驚かされる、まさに世界幻想文学大賞に相応しい作品であることを満喫させられる紙上奇術が展開されます。全米初登場1位を獲得した映画では、曽祖父達の奇術対決をメインに、お互いを憎悪することになった事件やその後の壮大なるトリックを描いたエンターテインメント作品になっています。クリストファー・プリースト氏の英国SF協会賞とアーサー・C・クラーク賞をW受賞した新作翻訳双生児(早川書房刊)も注目され、SF界では今年度のベストの呼び声もかかっています。

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映画タイトル

"きみにしか聞こえない"

オフィシャルサイト

公開

6月16日〜公開予定

監督/製作スタッフ

監督:荻島達也

脚本:金杉弘子

主題歌:DREAMS COME TRUE“きみにしか聞こえない”

キャスト

成海璃子(リョウ)小出恵介(シンヤ)

原作本

「Calling You」(「きみにしか聞こえない Calling You」角川書店刊:角川スニーカー文庫に収録、「失はれる物語角川書店刊:角川文庫に収録)
*都筑せつり氏によりコミック化された「きみにしか聞こえない CALLING YOU」(角川書店刊)もあります。

著者

乙一,イラスト:羽住都

映画&原作紹介

 原作は、乙一氏のライトノベルの短篇。内気なあまり孤立している女子高生の“リョウ”は友達がいないので携帯電話を持っていません。誰かと繋がっていたいと願う“リョウ”は、自分の心の中に理想の携帯電話を空想していたのですが、ある日その携帯から鳴るはずの無い着信音が…。それは“リョウ”と同じようにさみしさを抱えていた少年“シンヤ”からの電話でした。それ以来2人は心の電話で繋がり、しだいに打ち解け心を開くようになり、やがてふたりは現実に会おうと約束の場所へ向かいますが・・・。一筋縄ではいかないところが乙一作品。切なさと希望が残る結末に、純粋な思いがもたらす奇跡を少しだけ信じてみたくなる作品です。今回の映画化を記念して「少年エース」2007年4月号(2月26日売)で清原紘氏作画によるコミック連載もスタート。以前の都筑せつり氏のコミック作品と比較読みしてみるのもおもしろいのではないでしょうか?

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映画タイトル

"LAST LOVE"

オフィシャルサイト

公開

6月16日〜公開予定

監督/製作スタッフ

監督:藤田明二

プロデューサー:中山和記

脚本:龍樹

主題歌:絢香“Jewelry day”

キャスト

田村正和(明)伊東美咲(結) 森迫永依 片岡鶴太郎 ユンソナ 細川茂樹 阿部進之介 山崎一 高島礼子

原作本

LAST LOVE」(講談社刊)

著者

Yoshi

映画&原作紹介

 原作は、10代に絶大な人気を誇るYoshi氏が50代の団塊世代のために書き下ろした純愛小説。自分の夢のために妻を喪った傷を背負う53歳のサックス奏者“明”と虐待のトラウマを抱える24歳の女性“結”がニューヨークで出会い、互いの傷を癒すかのように恋に落ちていく・・・、最期の恋愛をテーマとした物語。Yoshi氏の作品には油断のならないラストがあり、本作でも2人は過酷な選択を迫られることになります・・・。2人の出した結論とは・・・。究極の愛は親子愛に近いのかもしれないというYoshi氏の理想を描いたという原作のラストは深い愛を感じさせられます。映画ではもう少し淡い恋をみつめた作品として捕らえているようなので比較してみるのも面白いのではないでしょうか?映画嫌いの田村氏14年ぶりのスクリーン復帰と絢香氏の初映画主題歌も話題です。

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映画タイトル

"ふぞろいな秘密"

オフィシャルサイト

公開

6月16日〜公開予定

監督/製作スタッフ

監督:石原真理子

キャスト

堀澤かずみ(10代マリコ)、後藤理沙(20代マリコ)、河合龍之介(山置洋二)

原作本

ふぞろいな秘密」(双葉社刊)

著者

石原真理子

映画&原作紹介

 原作は、80年代に人気女優として一世を風靡した石原真理子氏の波乱万丈な半生を綴った自叙伝。出版当時は慌てる男性も多かったようですが・・・。映画は一応フィクション扱いですが、自ら監督をしてしまう突き抜けたところは、変わらないらしさを感じさせられます。ある意味怖いぐらいに純粋なのだとは思うのですが・・・。

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映画タイトル

"ゾディアック"

オフィシャルサイト

公開

6月19日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:デヴィッド・フィンチャー

製作総指揮:ルイス・フィリップス

脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト

撮影:ハリス・サヴィデス

キャスト

ジェイク・ギレンホール(ロバート・グレイスミス)マーク・ラファロ(デイブ・トースキー刑事)
ロバート・ダウニー・Jr(ポール・エイブリー)アンソニー・エドワーズ(ウィリアム・アームストロング刑事
)ブライアン・コックス(ベルビン・ベリー)イライアス・コティーズ(ジャック・マラナックス巡査部長)
クロエ・セヴィニー(メラニー)ドナル・ローグ(ケン・ナーロウ)ジョン・キャロル・リンチ(アーサー・リー・アレン)
ダーモット・マローニー(マーティ・リー)

原作本

「ゾディアック」(ヴィレッジブックス刊)

著者

ロバート・グレイスミス:著,イシイシノブ:訳

映画&原作紹介

 全米を震撼させた実在の未解決事件を描いたノンフィクションに基づいたクライム・サスペンス。自らを“ゾディアック”と名のる連続殺人鬼は、自分の犯罪をあたかもゲームのように演出し、残忍な殺害に震撼させながらも新聞社に送りつけ一面に掲載させた犯行声明と暗号文で人々を謎解きにのめり込ませていきます。原作者のロバート・グレイスミス氏も虜となった一人。サンフランシスコ・クロニクル紙専属の風刺漫画家だった彼は、“ゾディアック”からの手紙がクロニクル紙宛に届いた現場に居合わせ取り付かれ、ノンフィクション作家のキャリアをスタートさせることになります。執念の追跡によって集められた数々の証言と証拠品によって明かされる、稀代の殺人鬼、ゾディアックの全貌…しかしながらこの残虐で狡猾な犯人はまだ捕まっていないのです。あなた自身が虜にならないように気をつけてください…。

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映画タイトル

"憑神"

オフィシャルサイト

公開

6月23日〜公開予定

監督/製作スタッフ

監督:降旗康男

キャスト

妻夫木聡(彦四郎)夏木マリ 佐々木蔵之介 鈴木砂羽 森迫永依(死神)
笛木優子 佐藤隆太 赤井英和(貧乏神)香川照之 西田敏行 江口洋介

原作本

憑神」(新潮社:新潮文庫刊)*新潮文庫 5月1日発売!

著者

浅田次郎

映画&原作紹介

 原作は、人情味たっぷりの浅田次郎氏の時代長編。主人公は、婿入り先に男子が誕生したとたんに冷遇され離縁させられ実家に戻った“彦四郎”。次男坊故に気弱で怠惰な兄に遠慮し日々をやりすごしていたのですが、気まぐれに出世を願ってお稲荷さんに手を合わせると・・・現れたのは人に災いをなす神ばかり!貧乏神、厄病神、死神と順繰りに現れる憑神と逃れようとする“彦四郎”のやりとりは面白おかしく描かれている反面、貧乏神から逃れるため、婿入り先に神を押し付けたことに対し自分の行いに悩み苦悩する姿も丁寧に描いていきます。死神との丁々発止の末に、世の中や運命がどうであれ己の信念や意思にそむくことなく生きることこそ人として生きることであり、運命をも凌駕することになるのだと気づき、自分自身の武士としての生き様、死に様を見出していく“彦四郎”と共に、生きることについて考えさせられる作品です。映画でも、全てのツイてない人に幸せを呼ぶ大型時代活劇として、明るく楽しく人生を諭してくれそうです。

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映画タイトル

"転校生 さよなら あなた"

オフィシャルサイト

公開

6月23日〜公開予定

監督/製作スタッフ

監督:大林宣彦

脚本:剣持亘/内藤忠司/石森史郎/南柱根/大林宣彦

キャスト

蓮佛美沙子(斉藤一美)森田直幸(斉藤一夫)
清水美砂 厚木拓郎 寺島咲  石田ひかり

田口トモロヲ 斉藤健一 窪塚俊介 宍戸錠 
入江若葉 小林桂樹 犬塚弘 古手川祐子 長門裕之

原作本

おれがあいつで あいつがおれで」(理論社刊)

著者

山中恒

映画&原作紹介

 25年前、大林宣彦監督の尾道三部作(“時をかける少女”“さびしんぼう”)のひとつとして実写化された“転校生”が再び大林監督の手でリメイクされます。原作は、男の子と女の子が入れ替わり相手の立場で物事を見て、考え、行動することで、相手を思いやることの大切さ等にも気づかせる児童文学の傑作といわれる青春ファンタジー。今映画では、舞台を尾道から信州に移し、転校してきた“一夫”と老舗そば屋の娘“一美”が主人公となります。主役となる“一美”には、ヒロインオーディション“MISS PHOENIX”で応募総数37,749名の中からグランプリに選ばれた新人の蓮佛美沙子氏。時代を現代にすることにより主人公達の男女観をどう演じるのか、何が変わるのか、気になるところです。
角川映画(“転校生”サイト

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映画タイトル

"サイドカーに犬"

オフィシャルサイト

公開

6月23日〜公開予定

監督/製作スタッフ

監督:根岸吉太郎

キャスト

竹内結子(ヨーコ)古田新太(近藤誠)松本花奈(近藤薫)
谷山毅 ミムラ 鈴木砂羽 トミーズ雅 山本浩司 寺田農
温水洋一 川村陽介 松永京子 伊勢谷友介 樹木希林 椎名桔平

原作本

「サイドカーに犬」(文藝春秋刊:「猛スピードで母は」所収)*文春文庫

著者

長嶋有

映画&原作紹介

 原作は、第126回芥川賞を受賞した「猛スピードで母は」と同名短篇集に収録された第92回文学界新人賞受賞作。いずれも子供の視点でちょっと風変わりな日常を描いた作品で、人の親でありながら男であり女である親たちのリアルな本音がさらりと描かれた作品でもあります。今原作は、母親が大喧嘩して家出した小学4年生の夏休みに突如現れ晩御飯を作りにくるようになった謎の女性“洋子さん”との刺激的で楽しかった生活を子供の“薫”の視点で回顧した短篇です。父親の愛人でありながらパワフルな魅力に溢れた“洋子さんは、自転車を颯爽と乗り回すカッコ良さと豪快さを持ちながらも繊細で涙もろく、“薫”にとっても魅力的な存在として記憶され・・・やがて大人になった時には又少し身近な存在として思い出され、弟と語っています・・・。愛人という特殊な関係でありながら、それをも超えるキャラクターだった“洋子”の魅力と切ない思いの中に、不器用ながら懸命に生きる姿が感じられる作品です。今映画で“洋子”を演じるのは、2年ぶりの映画主演となる竹内結子氏。飛びぬけて魅力的な個性とパワーを感じさせてくれそうで楽しみです。

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映画タイトル

"アヒルと鴨のコインロッカー"

オフィシャルサイト

公開

6月23日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:中村義洋

脚本:中村義洋/鈴木謙一

キャスト

濱田岳(椎名)瑛太(河崎)関めぐみ(琴美)田中圭生(ドルジ)
松田龍平(?!)大塚寧々(麗子:ペットショップ店長)

原作本

アヒルと鴨とコインロッカー」(東京創元社刊)
創元推理文庫(改稿部分があります)

著者

伊坂幸太郎

映画&原作紹介

 原作は、第25回吉川英治文学新人賞受賞作。引っ越してきたアパートで出会った悪魔めいた印象の長身の青年“河崎”に突然たった一冊の広辞苑のために本屋襲撃に誘われた“椎名”の視点で語られる現在と、ペット殺しの犯人に付け狙われることになってしまった“琴美”の視点で語られる2年前の物語が交互に語られることで読者を謎解きの世界に誘い、ブータン人で生まれ変わりを信じている“ドルジ”を含む3人のそれぞれの切なさを抱えている生きざまをボブ・ディラン氏の曲にのせレトロな青春グラフティとして描き出した今作、映像化は難しいと思ったのですが・・・。忘れた頃に復活するミステリ路線をどう映像化してくれるのか、楽しみです。仙台出身だから?!仙台のみ先行公開です・・・ズルイ!!仙台以外は初夏公開。

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映画タイトル

"吉祥天女"

オフィシャルサイト

公開

6月30日〜公開

監督/製作スタッフ

監督/脚本:及川中

キャスト

鈴木杏(叶小夜子)本仮屋ユイカ(浅井由以子)勝地涼(遠野涼)
深水元基(遠野暁) 市川実日子 津田寛治 江波杏子

原作本

「吉祥天女」(小学館刊)*フラワーコミックス全4巻小学館文庫全2巻

著者

吉田秋生

映画&原作紹介

 原作は、1983年から1984年に「別冊少女コミック」(小学館)で連載し1984年に小学館漫画賞を受賞したファンタジックミステリコミック。男性恐怖症の女子高生“由以子”が保健室で出会った美貌の転校生“叶小夜子”。名家・叶家の跡取りで凛とした完璧な彼女に“由以子”は憧れ、叶家の財産を狙う遠野家に引き取られた“涼”は違和感を感じ、そして欲望のみを向ける男達。天女の末裔と言われる叶家の娘としての男を惹き付ける定めにある“小夜子”は、高貴な美しさの天女の顔と邪悪な般若の顔を持ち、自身と家を守るために孤独な戦いを続け、様々な思惑が交錯する中で“小夜子”の周辺で怪事件が繰り返され死者が続出していきます。やがて叶家の財産を狙う遠野家の陰謀が明らかとなり・・・そして“小夜子”の男たちへの冷酷さと同性の“由以子”たちを大切に思う気持ちの根底に潜む、幼児期の性的虐待による癒えることのない心の傷の存在をも知ることになります・・・。彼女の行き着く先にあるものは…。2006年4月からテレビ朝日系で連続テレビドラマ化もされています。今映画では、財産への野望や欲望により繰り広げられるミステリアスドラマと叶家に代々引き継がれる天女の羽衣の因習や因縁として欲望ではなく“小夜子”の魅力に惹かれ翻弄される遠野家の兄弟“暁”と“涼”と“小夜子”に憧れる同級生“由以子”、そして“小夜子”の運命を描き出していくようです。“小夜子”は欲望だけではない男性も存在することを知ることはできるのでしょうか?ラストの展開が気になります。

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映画タイトル

"シュレック3"

オフィシャルサイト

公開

6月30日〜公開

監督/製作スタッフ

監督:クリス・ミラー

共同監督:ロマン・ヒュイ

原案:アンドリュー・アダムソン

脚本:ピーター・S・シーマン/ジェフリー・プライス/クリス・ミラー/アーロン・ワーナー

キャスト

声の出演//日本語吹替版:マイク・マイヤーズ//濱田雅功(シュレック)
キャメロン・ディアス//藤原紀香(フィオナ姫)エディ・マーフィ//山寺宏一(ドンキー)
アントニオ・バンデラス//竹中直人(長ぐつをはいた猫)ジュリー・アンドリュース(リリアン王妃)
ジョン・クリーズ(ハロルド国王)ルパート・エヴェレット(チャーミング王子)
ジャスティン・ティンバーレイク(アーサー)エリック・アイドル(マーリン)エイミー・ポーラー(白雪姫)
マーヤ・ルドルフ(髪長姫)チェリ・オテリ(眠れる森の美女)エイミー・セダリス(シンデレラ)
ジョン・クラシンスキー(ランスロット)イアン・マクシェーン(フック船長)
ラリー・キング(ドリス)レジス・フィルビン(メイベル)

原作本

みにくいシュレック」(セーラー出版刊)
**キャサリン・W・ゾーイフェルド氏(杉田七重:訳)によるノベライズ「シュレック3」(角川書店刊)

著者

ウィリアム・スタイグ:著,おがわえつこ:訳

映画&原作紹介

 原作の“シュレック”は、みにくい自分に誇りをもち、もっとみにくい王女と結ばれるというハッピーエンド。最後まで意地悪でみにくいままを貫く姿勢が潔く、大人も子どもも楽しめる人気の絵本。それに対して映画の“シュレック”は、ちょっとお行儀が悪く怖い外見ではあるものの心優しい怪物で、彼の助け出した“フィオナ”は、美しくユニークなお姫様です。シリーズ第1作で史上初のアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞、第2作では世界各国で人気者となり全世界アニメーション興行成績歴代1位を獲得、そしてこの第3作めでは、幸せな結婚生活を送っていた“シュレック”と“フィオナ姫”にお世継ぎ問題が発生!王様になどなりたくない“シュレック”はもうひとりの王位継承者“アーサー”を探す旅にでますが…。一方王国では、“フック船長”や魔女ら、おとぎ話の悪役たちをけしかけて王位を乗っ取ろうとしていた“チャーミング王子”に対抗すべく、“白雪姫”“シンデレラ”“眠れる森の美女”たちと“パワー・プリンセス”を結成し迎え撃つ“フィオナ姫”…。そんな、おとぎの国の未来をかけた史上空前のバトルが始まろうとしている時に“シュレック”2世を授かり…。おとぎの国の王様には誰が?未来は?そして“シュレック”は、ちゃんとパパになれるのでしょうか?

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