遂に舞台化!ケンジ中尾プロデュースによる“となり町戦争”
  東京公演:2007年5月8日(火)〜13日(日)


★舞台化“となり町戦争”公式サイト

≪公演スケジュール≫
▼ 10公演:2007年5月8日(火)〜13日(日) 
東京のみ:ザムザ阿佐谷

≪監督/製作スタッフ≫
プロデュース/総合演出:ケンジ中尾(振付・演出家)
演出/潤色:中井由梨子
企画制作:ディレクション・シアターカンパニー
主催:ALGO 
後援:フジテレビジョン
協力:集英社

≪キャスト≫
多根周作(修二)青山千洋(香西さん)伊原農 枝元萌 はざまみゆき 多田直人(香西さんの弟) 古澤裕介

≪原作本≫
三崎亜紀となり町戦争(集英社刊:集英社文庫)

原作は、戦争を知らない世代の描いたリアルでシュールな見えない戦争として、第17回小説すばる新人賞受賞時から話題となった三崎亜紀氏のデビュー作にして初の直木賞候補作で、2005年“2005年 本の評判 総合ランキング71 のベスト10”でも9位にランキング。
単行本と文庫での発売部数は40万部を超えています。

作品で描かれる、銃声も流血もない理不尽で不気味な戦争は、落ち着かない不安感を呼び起し、現実に行われているイラクやアフリカでの戦争を知った時の無力感にどこか似て、「犠牲を知らないままでいたとしたら、その犠牲はなかったのと同じだ」という主人公の言葉などから、戦争について考えさせられる作品でもあります。
2007年2月には、渡辺謙作監督、江口洋介氏と原田知世氏の主演で映画化もされ、倉持知子氏によるコミックとなり町戦争(集英社刊)も刊行されています。
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≪舞台&原作紹介≫
今回演じる役者たちは、1976年生まれを中心とするこれからの演劇界を担う若手実力派。主役の“修二”を演じるのは、注目劇団“ハイリンド”の多根周作氏。“香西さん”には、人気の演劇集団“キャラメルボックス”の青山千洋氏、“香西さんの弟”にも“キャラメルボックス”の多田直人氏が出演。他にも劇団“ポツドール”の作品で活躍する若手俳優、古澤裕介氏や、“ハイリンド”の伊原農氏、枝元萌氏、はざまみゆき氏らが出演予定。

舞台の総合演出は、ブロードウェイを知るケンジ中尾氏が、脚本は中井由梨子氏が担当。
原作でもあまり触れられなかった“香西さん”の心情に焦点をあてていくということで、気になるところです。

見えない戦争を描いた作品であり、楽しむというよりも考えさせられる原作は、場面設定もどちらかと言えば舞台向きだと思われる作品なだけに、いずれ舞台化はありえるとは思っていたものの、シンプルな設定なだけに難しさも伴いそうだと感じていました。
果敢にその作品にチャレンジする、劇団も異なる俳優やスタッフが集う今作、それぞれの良いところをぶつけ合いながら、どう演出し、演じてくれるのか、とっても楽しみです!
ポスター
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(2007.03.14)