いけにえカルテ
勝手に作成!女性誌ポジショニングMAP2007

Numero TOKYO(ヌメロトウキョウ)

扶桑社 2007年4月号(2月27日創刊)
月刊・28日発売

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Numero TOKYOサイト

「Numero TOKYO」は、ハイトレンドなファッション誌と専門誌の間にポジションを置くフランスのインターナショナル・モード誌「Numero」の日本版。
ファッションをカルチャーとして、ビジュアルで表現する手法はそのままに、フランス版よりも斬新なコンセプトとダイナミックなビジュアルで、毒のあるモードを提唱。単なるファッショントレンド情報ではなく、“本質”にこだわり、クリエーター達にさえも影響を与えることのできる、新しいコンセプトの女性モード誌を目指しています。
2006年に0号をプレ創刊。トレンドセッターのスタイリストの間でも話題に。
扶桑社との提携は駆け込み状態で決定したため、創刊号は刷りが間にあわず、発行元は、編集長の田中杏子氏らの会社名ラ カシェット、発売元はアシェット婦人画報社になっています。(希少かも?!)

いけにえを勝手に分析!

Numero TOKYO 2007年4月号 (2007年2月27日発売)

ページ

コラム名/特集名

評者/著者

掲載区分

P1

表紙:ケイト・モス(スーパーモデル)
 

 

表紙

P21,25,27

目次

 

 

P29

スタッフリスト

 

 

P31

今月のゲストクリエイターズ

 

 

P35-37

Numero TOKYO 創刊!
*創刊宣言

田中杏子:編集長

 

P38-41

talking to Babeth Djian
「Numero」本誌の編集長バベッド・ジアン氏のインタビュー

バベッド・ジアン:本誌編集長

 

P43

the thing is…bag
*ネオクチュールのすすめ

 

コラム:ファッション(小物)

P45

the thing is…corset
*ミューズはアニメのヒロイン!?

 

コラム:ファッション

P47

the thing is…art
*森山大道による伝説の雑誌『記録』復刊

 

コラム:芸術

P49

the thing is…art
*10年ぶりのポンピドー・センター所蔵作品展

 

コラム:芸術

P51

the thing is…cinema
*諏訪敦彦監督に聞く、映画『パリ・ジュテーム』

 

コラム:映画

P53

the thing is…beauty
*セルフ・セルライトケアの救世主

 

コラム:美容

P55

the thing is…earrings
*ダイヤモンドの甘い誘惑

 

コラム:ファッション(小物)

P57,59

What’s hot:今月のトピックス
 

 

コラム:インフォメーション 

P61

Being in Japan
bookstore cowboy
*07S/Sコレクションのため来日したイナシオ・リベイロ氏が来日の度に訪れるのは・・・

イナシオ・リベイロ(“キャシャレル” クリエイティブ・ディレクター) 

インタビュー:人

P63

World watch
U2 againsts the human right issue
* 今、世界で起こっていること、社会で気になることをピックアップ。ジャーナリストの鳥賀陽氏が歯に衣着せぬ持論で斬るコラム
今回はU2と人権問題について

鳥賀陽弘道(ジャーナリスト):文

コラム:時事

P65

Museum piece
magical brilliancy
*ファッションがまだ特権階級のものであった時代に各メゾンが誇った最高峰のアーカイブを、製作にまつわるエピソードと共に紹介
第1回は幸福の宝石商として知られる “ ショーメ”本店の上階にある美術館に眠る、最高峰のアーカイブ、ブルボン・パルム家のティアラ

 

コラム:カルチャー

P70

Botanical Sculpture
*季節の植物で表現するアート

 

コラム:芸術

P72-73

the craft of couture
*クチュールを支える職人たち“ルマリエ”

 

コラム:カルチャー

P74-75

new space in focus
*パノラマで見る新ショップ

 

コラム:エリアガイド

P76-85

women with atttitude
*毒のある女は美しい

 

特集:ファッション(モード)

P86-93

kate Moss as muse
>Moss the provocateur
*クリエイターをインスパイアするケイト・モスの毒 >マイク・フィギス監督が語る映画の中のケイト

 

特集:ファッション(人)

P94-95

miss interpreted
*毒のある女性アーティストが表現する毒の美学

 

特集:芸術

P96-100

woman whose art shocks and awes
*6人の女性アーティストが「表現する毒の美学

 

特集:芸術

P100-105

the MARIPOLARAMA journey 1976-2007
*マリ・ポールが明かす、80's NYアンダーシーンを彩った毒のある女性たち

 

特集:人

P106-111

Scissor Sisuters in Tokyo
*人生のダークサイドが創造力の源に クリエーターを触発するシザーシスターズとは?

 

特集:音楽(人)

P113-115

icon style
*時代を彩るアイコン女性たちのスタイル

 

特集:ファッション(人)

P116-117

ideabox from TORAYA
*和菓子のとらやから届いた“甘い桜の顔”

 

コラム:グルメ

P118-119

scent and sensation
*香りの未知なる世界、本能を刺激する匂いのフェティシズム

 

特集:カルチャー

P120-125

a splash of  my obsession
*匂いで探り合う男女の対話、嗅覚の恋

 

特集:芸術

P126-135

the perfume affair
*スーパーモダンな香りを探せ

 

特集:カルチャー+映画

P136-137

the scent of pure spirit
*調香師の個性と、香水の個性

 

特集:カルチャー(人)

P139-145

trend in focus
*今季注目トレンド、メタリック・シルバーとグラフィカル・モノトーンを紹介

 

特集:ファッション

P146-151

spin and turn around
*新陳代謝促進、新世代のスキンケア

 

特集:美容

P152-153

lip trick
*新色で奏でるルージュ・トリック

 

特集:美容

P154-155

patch works
*エイジレスな目元をつくる2大アイパッチ

 

特集:美容

P156-157

Ayuveda,medicine from ancient India
*今こそ、ディープなアーユルヴェーダ(生命の科学)の世界へ

 

特集:カルチャー

P158-159

making time for tears
*涙の裏に潜むもの

 

特集:カルチャー

P160-165

the crying generation
*今、なぜこうも泣きたいのか?

 

特集:カルチャー

P166-167

the crying generation.
*サム・テイラー・ウッドがカメラを向けた 彼女が泣かせた男たち

 

特集:芸術

P169-183

Puerto Rico trip
*魅惑の島へ

 

特集:ファッション(モード)

P184-197

rehearsal
*バックステージの秘密

 

特集:ファッション(モード)

P198-211

New York New Romantic
*グラムガール・リターンズ

 

特集:ファッション(モード)

P212-221

Post futurist
*グラマラスな近未来

 

特集:ファッション(モード)

P222-227

Capsule house K2
*黒川紀章のカプセルハウス

 

特集:暮らし

P228-235

nami
*佐渡島で真言宗の僧侶として過ごす梶井照陰氏が撮った日本海の波

 

特集:芸術

P236-237

hand man
* 利き手が語る男の人生

シュウウエムラ(植村秀)
おちまさと(プロデューサー):聞き手

インタビュー:人

P239

creator of the mouth:Mirage
* Mirageが描き出す、”毒のある女”

Mirage(田島吉信,田名部敏文,米持岳士によるグラフィック・アート集団):製作

特集:カルチャー

P240-245

new visions for the documentary
* 今見るべき”ドキュメンタリーのすすめ”
ピーター・バラカン氏が語る”ドキュメンタリーの現在”注目の作品

ピーター・バラカン 

特集:映画

P246-249

pictograms to protect life
* いのちを守るデザイン展の監修を務めたグラフィックデザイナーの太田幸夫氏が語る、デザインの未来

太田幸夫

特集:芸術

P250

know this: music
Yukihiro Takahashi’s best ten discs
*高橋幸宏が選ぶベストアルバム10枚

高橋幸宏(ミュージシャン)

コラム:音楽

P251

know this: books
*テーマを決め、和洋折衷でお薦め本を紹介 
I’ll be your mirror and my mirror
自分の顔、見えてる?
*洋書2冊、和書3冊

幅允孝(ブックコーディネーター)

コラム:本

P252-253

know this :cinema
*松尾氏が選ぶ1作品、編集部が選ぶ4作品。

P252:松尾貴史

コラム:映画

P254-255

know this: restaurant
ミシュラン星1ツ獲得の史上最年少日本人シェフ、松島啓介氏の奮闘記

松島啓介 

コラム:グルメ

P256-257

know this: beauty sports
*vol.1では植物療法の新しいカタチと要注目される、個性派統合療法を紹介

 

コラム:美容

P258

tokyo girls
米原康正氏のポップな東京文化人類学vol.2
“レイヤー(コスプレイヤーの通な呼び方)編”

米原康正(編集者・クリエイティブディレクター・フォトグラファー)

コラム:人(girls)

P260-261

end of a star-studded era
キャピトル東急ホテル、43年の歩み

 

コラム:エリアガイド

P262

気になる二人のEメール
*今回の2人は、 岩井志麻子氏(作家)×西原理恵子氏(漫画家)の2人のメール公開
タイトルは、“愛は欲しいだけ返ってくるもの?”

岩井志麻子(作家)×西原理恵子(漫画家) 
*毎号ペアは変わります。

コラム:メール形式

P264-265

musings
la pensee
*大人の哲学”考える”こと

2月に癌で亡くなられた文筆家、池田晶子氏の貴重なエッセイ
ここでは“毒”について語っています

池田晶子(文筆家):文

エッセイ

P266-267

party people
* 今月のパーティ・レポート

 

コラム:人

P268-269

party agenda
* 夜遊びのススメ!今月のパーティ&イベント情報

 

インフォメーション:イベント

P268-269

party agenda
* 夜遊びのススメ!今月のパーティ&イベント情報

 

インフォメーション:イベント

P270-271

astrology
Numero
star power
*星占い

橘さくら

占い 

P272-273

アンケート&プレゼント

 

 

P274-275

Information

*最新ニュースアラカルト

 

 

P276-277

Shop list

 

 

P278-279

and finally
*今回はillusory treasuresと称してナチュラルムードのボッテガ・ヴェネタのネックレスとエルメスの髪飾りをセレクト

 

 

P280

NEXT ISSUE

 

 

いけにえの勝手な処方箋

“毒抜きされたモード誌はもういらない。毒は本質にこそ宿る。”をキャッチフレーズに創刊した「Numero TOKYO」は、まさにファッション大好きな人たちが創ったと感じさせられる迫力があり、カルチャー関連でも手を抜くことなく、凝りに凝った読み応えのあるページになっています。
2月23日に亡くなられた池田晶子氏のエッセイが掲載されていたところなどは、ちょっと感動ものでした。
表紙はケイト・モス氏。なんと、今シーズンのバレンシアガを代表するテーマ“フューチャリズム”の超合金クチュールパンツだけを着用という、大人の”毒”を感じさせるインパクトのあるモードカルチャーで目を引きました。
彼等の提案する“毒”とは、時代や文化をクリエイトしモノを生み出すエネルギーであり、ものごとの本質のこと。創刊号ではm“毒のある女”、“香り”、“涙”の3つのテーマを特集しています。
ハイトレンドな雑誌の難しさは、多くの人に指示される雑誌ではないこと。 万人に受ける可愛さ等を殺ぎ落とし本質に迫るものの宿命とはいえ、ビジネス面での辛さはあります。ファッションの本質がそこにあったとしても、リアルクローズとして好まれるものとは一線をかしているのは事実であり、広告を掲載しているブランドを見ても、自らがすでに確立しているインポートブランドが多いのは当然の結果でもあります。
フランス本国の「Numero」には、もう少し可愛さがあるページもあった気がするのですが・・・。あえて“毒”で攻めたところに潔さも感じます。
少し変わりつつあるとはいえ、“可愛い”が大好きな日本で、どのぐらい理解され受け入れられていくのかは興味深いところです。

媒体情報

編集長&発行人

田中杏子(編集長)的場正信(発行人)

創刊

2007年4月号 (2007年2月27日売)

出身

フランス「Numero」

書店での生息地

女性ファッション誌・リッチトレンド

中心読者層

世界中の流行に敏感な25〜35歳の知的なキャリアウーマン

扶桑社の姉妹誌

扶桑社の女性誌には、20代の働く女性のための「LUCi」と30代の主婦の毎日を応援する「ESSE」、2005年に海外向けに日本の家庭料理を紹介した「Harumi's Japanese Cooking」(邦訳「栗原はるみのジャパニーズ・クッキング」(扶桑社刊))で第10回グルマン世界料理本賞のCookbook of the Yearを受賞した料理家の栗原はるみ氏による暮らし提案誌「harumi」がありますが、今「Numero TOKYO」はラインの延長線上ではなく、全く異なるテイストへの新しい試みになります。
年代的には、「LUCi」と「ESSE」の両方に重なる年齢層。

マガジンマップ:
人間関係ならぬ、雑誌どうしの関係を考える

「Numero TOKYO」は、トレンドファッショングループで人気の「SPUR」や海外提携誌の「ELLE JAPON」「marie claire」「VOGUE NIPPON」等とは別のリッチトレンドにグルーピング。
トレンドファッションほど親しみやすくない、少しコアなラインを扱い、本質を追求するためには金額は気にしないところからもリッチなトレンドを追求するグループにマッピングしています。

(2007年5月31日現在)